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試乗レポート 2015/9/17 11:31

トヨタ シエンタ「12年ぶりの新型は軽自動車への刺客となるか」~岡崎五朗のクルマでいきたい(ahead)~

トヨタ シエンタ「12年ぶりの新型は軽自動車への刺客となるか」~岡崎五朗のクルマでいきたい(ahead)~

シエンタが12年ぶりにフルモデルチェンジした。

これほどのロングライフになったのには事情がある。トヨタとしては2009年登場のパッソセッテへとバトンタッチするつもりだったが、スライドドアを望む声が強く販売を継続。結果的に異例の長寿モデルとなった。とはいえ、2008年にホンダがフリードを出してからというもの、シエンタにハードウェア上の優位性はほとんどなかった。パッケージングでも走りでも完敗。それでも売れ続けていたのは、トヨタの強力な販売力に負うところが大きい。

トヨタ 新型シエンタ HYBRID G (7人乗り) 〈オプション装着車〉 ボディカラー:エアーイエロー 

というわけで、新型シエンタのベンチマークは当然フリードだ。

実際、大きく差を付けられていた室内スペースにおいて、シエンタはフリードに追いつき、部分的には追い越した。とくに3列目シートの快適性はシエンタが上をいく。使い方によって一長一短があるものの、サードシートの収納方法もシエンタのほうがスマートだし、ハイブリッドモデルの燃費や走りでもシエンタに軍配があがる

トヨタ 新型シエンタ HYBRID G (7人乗り)〈オプション装着車〉 内装色:フロマージュ×ダークブラウン
トヨタ 新型シエンタ HYBRID G (7人乗り)〈オプション装着車〉 内装色:フロマージュ×ダークブラウン

というわけで、シエンタは宿敵フリードに対しようやく優位にたつことができた。しかしトヨタが狙っているのはフリードだけじゃない。最近はやや落ち着いてきたものの、依然として市場の40%近いシェアをもつ軽自動車への刺客として強い期待をかけていると僕は考えている。軽自動車は法律上定員は4人まで。逆立ちしたって3列シートは真似ができない。多人数乗車を強みに、軽自動車に流れているユーザーをしっかりとつかまえることも、新型シエンタに与えられた大きな使命なのである。

個性的な外観は好き嫌いがはっきり分かれるだろう。僕はシンプルで道具っぽいフリードのほうが好みだが、「カワイイ」というキーワードでクルマ選びをする人の目に、新型シエンタのデザインはきっと魅力的に映ると思う。そんな味付けも、軽自動車を意識した結果なのかもしれない。

トヨタ シエンタ 主要諸元

車両本体価格:¥2,329,855(HYBRID G・7人乗り/2WD、税込)※北海道、沖縄地区を除く 全長×全幅×全高(㎜):4,235×1,695×1,675 車両重量:1,380kg 定員:7人 エンジン:直列4気筒DOHC 総排気量:1,496cc 【エンジン】最高出力:54kW(74ps)/4,800rpm 最大トルク:111Nm(11.3kgm)/3,600-4,400rpm 【モーター】最高出力:45kW(61ps) 最大トルク:169Nm(17.2kgm) JC08モード燃費:27.2㎞/L 駆動方式:前輪駆動

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