autoc-one.jp 記事・レポート 新車情報 試乗レポート 1ヶ月で約5万台も受注! 激売れの秘密を徹底分析/トヨタ 新型 シエンタ・シエンタハイブリッド 試乗レポート

試乗レポート 2015/8/24 11:01

1ヶ月で約5万台も受注! 激売れの秘密を徹底分析/トヨタ 新型 シエンタ・シエンタハイブリッド 試乗レポート(1/4)

関連: トヨタ シエンタ Text: 渡辺 陽一郎 Photo: 原田淳・茂呂幸正
1ヶ月で約5万台も受注! 激売れの秘密を徹底分析/トヨタ 新型 シエンタ・シエンタハイブリッド 試乗レポート

1ヶ月で5万台近い受注を獲得したシエンタ、大人気の理由とは

トヨタ 新型 シエンタ・シエンタハイブリッド 試乗レポート/渡辺陽一郎トヨタ 新型 シエンタ・シエンタハイブリッド 試乗レポート/渡辺陽一郎

コンパクトミニバンの新型「トヨタ シエンタ」が好調に売れている。2015年7月の小型&普通車/販売ランキングを見ると、「トヨタ ヴォクシー」と「トヨタ ヴィッツ」に続いて8位に入った。

そして発売して約1か月を経た2015年8月9日の受注台数は4万9000台に達している。1か月の販売目標が7000台だから7倍だ。

1か月後の受注が4万9000台というのは、実績としては多い部類に入る。例えばコンパクトカーの現行「ホンダ フィット」は、1か月後の受注が6万2000台だった。シエンタはミニバンだからフィットに比べると価格が高く、しかも法人を含めて代替え需要は少ない。条件は良くないのに受注を伸ばした。

トヨタのミニバンとしては、現行ヴォクシーが1か月後で3万7000台、「ノア」は2万4000台の受注であった。合計すれば6万1000台でフィットと同等だ。ヴォクシー&ノアはシエンタよりも価格がさらに高いが、代替え需要はやはり多い。

従来型のカローラ店専売から、全チャンネル扱いへ一気に拡大

トヨタ 新型 シエンタ・シエンタハイブリッド 試乗レポート/渡辺陽一郎

このようにほかの車種と比較してもシエンタの受注は好調で、トヨタはミニバンが得意なメーカーという見方もできそうだ。

ちなみに現行ヴィッツのデビュー1か月後の受注台数は2万2000台、パッソは1万3000台にとどまり、代替え需要が多いにもかかわらず、受注実績はシエンタよりも少なかった。

シエンタが受注台数を高めた理由として販売店舗数が増えたことも挙げられる。先代型はカローラ店の専売で全国の約1300店舗が扱ったが、現行型は全店が売るから4倍近い4900店舗だ。

それでも4万9000台の受注は立派だが、1店舗当たり10台という見方をすれば、ネッツ店の専売なら1万6000台、トヨタ店だけなら約1万台に相当する。店舗数の増加もシエンタの受注を押し上げた。

コンパクトミニバン市場は、数少ないブルーオーシャンだった!?

トヨタ 新型 シエンタ・シエンタハイブリッド 試乗レポート/渡辺陽一郎トヨタ 新型 シエンタ・シエンタハイブリッド 試乗レポート/渡辺陽一郎

ハイブリッドを加えたことも人気の理由だ。販売比率はノーマルエンジンとほぼ同等。初期受注の段階では上級仕様が売れ筋になるから、時間が経過すると価格帯が下がって70%程度はノーマルエンジン車になるだろう。

好調に受注しているのは良いことだが、納期も長引いている。2015年8月中旬に販売店に尋ねたところ「納車は2015年の末で、ノーマルエンジン、ハイブリッドともに差はない。今のところ納期を遅らせるオプション装備も見られない」と言う。納期は約4か月に伸びた。

シエンタが好調に売れる根本的な理由として、「ノーマルエンジン搭載車の価格を200万円以下に抑えた小さなミニバン」という位置付けも挙げられる。小さなクルマに代替えするユーザーが増えた今では、コンパクトミニバンの潜在需要も相応にあるが、車種は実質的にシエンタと「ホンダ フリード」だけだ。

しかもフリードは登場して7年を経過しており、 2016年にはフルモデルチェンジを受ける噂もある。となれば新型シエンタに需要が集中したのも理解しやすい。

[オプションの16インチタイヤをオススメしない理由とは・・・次ページへ続く]

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