トヨタ シエンタ 新型車徹底解説(1/6)
- 筆者:
ヴィッツファミリー8車種目となる5ナンバーミニバン
ヴィッツ&プラッツの基本シャシーを使って作られたクルマはじつに多彩で、消滅したウィルViを含めるとすでに7車種。このシエンタは8車種目となる。ラウムがスケールアップし3ナンバーになったことなどもあり、トヨタのミニバンラインナップのなかから5ナンバーサイズが減り、それらを埋めるためにウィッシュを投入。続いてこのシエンタも追加されたわけだ。
ウィッシュはカローラベースでライバルとなるのはストリームなどになるが、シエンタはヴィッツベースということもあり、ライバルはモビリオやキューブキュービックなどの少し小さなタイプのミニバン。価格も150万円を基軸に設定され、最廉価版は137万円とかなりリーズナブルな設定。ラインナップは上級モデルのGとベーシックのX。Xにはさらに装備を簡略化し価格を抑えたEパッケージも用意される。搭載エンジンは1.5リッターの直列4気筒1NZ-FE型のみだが、FFは110馬力でCVTを組み合わせ、4WDは105馬力で4速ATを組み合わせる。
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