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試乗レポート 2009/12/10 16:29

トヨタ SAI 試乗レポート/藤島知子(1/3)

関連: トヨタ SAI Text: 藤島 知子 Photo: 原田淳
トヨタ SAI 試乗レポート/藤島知子

発表後わずか1ヶ月で14,000台の受注

トヨタ SAI S

私がSAI(サイ)を初めて目にしたとき、ハイブリッドカー特有の未来感から一歩距離を置いた、比較的オーソドックスなクルマという印象を受けた。

プリウスのように、時代の半歩先を行く未来的なイメージに気後れするようなこともなく、ハイブリッドカーではない車からの乗り換えも自然に入り込めるSAIのキャラクターは、子育てを終えた夫婦が上級クラスのクルマから身の丈にあったクルマに乗り換える際の「恥ずかしくない」選択肢として絶好のポジションに設定されている。

トヨタ SAI S
トヨタ SAI Sトヨタ SAI S

SAIは、トヨタとしてはプリウスに続くハイブリッド専用モデルの第2弾となるが、発表後1ヶ月で14,000台を受注するほどの人気ぶりをみせている。

経済不況という風当たりの強い時期には、乗り換えを後押しする「大義名分」が必要だが、時代のニーズとエコカー減税の後押しもあって、いま最もホットな市場に送り込まれたクルマといえるだろう。

客観的に見ると、SAIは単にハイブリッドカーを拡充したかった、というイメージを持たれそうだが、ダウンサイジング志向のユーザーを救い上げるために「現代版の小さな高級車」を目指して開発がスタートした。つまり、ハイブリッドのメカニズムは、セダンに新しい世界観をもたらすひとつの付加価値であることに意味があるのだろう。

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