トヨタ MIRAI(ミライ)公道試乗レポート/国沢光宏(1/2)

トヨタ MIRAI(ミライ)公道試乗レポート/国沢光宏
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ついに未来のクルマ「MIRAI(ミライ)」が始動!

昨年の11月にプロトタイプのクローズドでの試乗レポートをお届けしてから約半年。ようやく市販モデルのトヨタ「MIRAI(ミライ)」を公道で試乗する機会を得た!今回の試乗ルートは、みなとみらい~芝公園のIWATANI水素ステーション~みなとみらい。

プロトタイプから量販モデルとして仕上げられた未来のクルマ「MIRAI(ミライ)」。すでに昨年から仮予約し、納車待ちの国沢光宏氏が仕上がりをチェック!!

▲試乗車:トヨタ MIRAI(ミライ) ▲ボディカラー:ツートーン ダークブルーマイカ

▲価格(税込):7,236,000円

※オプション装備:MIRAI専用T-Connectナビ9インチモデルDCMパッケージ 313,200円

意外や意外!?

1日あたり3台という極めて少ない台数ながら、世界初の量販燃料電池車「MIRAI(ミライ)」の本格生産が始まっている。すでに納車は年明け1月から始まっており、稼働する水素ステーションのニュースも流れ始めた。

いよいよ燃料電池車は未来に向け走り出す--そんなタイミングで行われたメディア向け公道試乗会のレポートを早速お届けしたい。

ドアを開けシートにアクセスすると、意外や意外! 着座位置が普通の乗用車より高い。シートの下に機器類を納めるという「半2階構造」だからである。したがって乗り降りは乗用車型ミニバンと同じく楽ちん。

インテリアの雰囲気と言えば「広さ感より個室感覚」を重視したように思える。リアシートも大型のセンターコンソールで仕切られてます。

プッシュボタンを押すとシステムチェックの画面が現れ、思ったより早くシステム起動となる。

燃料電池の立ち上げ時間は全く感じさせない。Dレンジをセレクトし、パーキングをリリース(なぜか電動パーキングでなく足踏み式)。アクセル踏み込むと、プリウスの如くニッケル水素電池の電力だけで走り出す。燃料電池は稼働せず。

タイヤが2~3回転するとハイブリッドならエンジンが掛かるタイミングで燃料電池が稼働となる(オーディオなどつけていなければ電動ファンの音で解ります)。

改めて書いておくけれど燃料電池車のベースは電気自動車。そこに燃料電池で電気を作り供給するというもの。燃料電池車のコンセプトは車載発電付き電気自動車だ。

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国沢 光宏
筆者国沢 光宏

1958年生まれ。ベストカーガイド編集部員を経て自動車評論家に。空気を全く読まず言いたいことを言い、書きたいことを書くので自動車メーカーから嫌われている。現在所有しているクルマは日産 リーフやトヨタ MIRAIなど多数。趣味はラリーに出場すること。人気のない(本人談)Webサイトを運営中。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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