【速報】トヨタ 新型ヴォクシー・新型ノア(ハイブリッド) 試乗レポート/渡辺陽一郎(1/4)

【速報】トヨタ 新型ヴォクシー・新型ノア(ハイブリッド) 試乗レポート/渡辺陽一郎
トヨタ 新型ヴォクシー、新型ノア トヨタ 新型ヴォクシー、新型ノア トヨタ 新型ヴォクシー、新型ノア トヨタ 新型ヴォクシーV [7人乗り]<ハイブリッドモデル>と渡辺陽一郎氏 トヨタ 新型ヴォクシーV [7人乗り]<ハイブリッドモデル> トヨタ 新型ヴォクシーV [7人乗り]<ハイブリッドモデル> 試乗イメージ1 トヨタ 新型ヴォクシーV [7人乗り]<ハイブリッドモデル> 試乗イメージ2 トヨタ 新型ヴォクシーV [7人乗り]<ハイブリッドモデル> トヨタ 新型ヴォクシーV [7人乗り]<ハイブリッドモデル> トヨタ 新型ヴォクシーV [7人乗り]<ハイブリッドモデル> トヨタ 新型ヴォクシーV [7人乗り]<ハイブリッドモデル> 画像ギャラリーはこちら

国内販売の重要な柱となる、新型ヴォクシー&新型ノアに試乗!

トヨタ 新型ヴォクシー、新型ノア

2014年4月に消費税率が8%になれば、高額商品のクルマは販売の落ち込みが懸念される。そこで2013年の後半から、東京モーターショーの出品も含めて新型車が続々と登場した。

その中でも特に注目されるのが、トヨタの人気ミニバン、新型ヴォクシー&新型ノアだろう。居住性から走行性能まで、さまざまな機能を向上させた。

最近は「ダウンサイジング」という言葉にも示されるように、比較的価格の安い軽自動車やコンパクトカーが売れ筋だ。メーカーやディーラーが受け取る1台当たりの粗利は、以前に比べると大幅に下がった。

トヨタ 新型ヴォクシー、新型ノア

なので今の販売動向を考えても、価格が高めのミドルサイズミニバンは重要な収入源。国内販売の柱を強化すべく、新型ヴォクシー&新型ノアでは、特に力の入った開発が行われている。

新型ヴォクシー&新型ノアの概要は、2014年1月20日に掲載した「トヨタ 新型ヴォクシー・新型ノア(ハイブリッド)新型車解説」、2月4日に掲載した「トヨタ 新型ヴォクシー・新型ノア vs 日産 セレナ どっちが買い!?徹底比較 」をご一読いただきたい。ここでは最新の試乗記をお伝えする。

待ち望まれる、ハイブリッドのエアロ仕様と衝突回避の支援機能

トヨタ 新型ヴォクシー ZS [8人乗り]<ガソリンエンジンモデル>

走行性能を左右するエンジンには、直列4気筒の2リッターによるノーマルタイプと、1.8リッターをベースにしたハイブリッドがある。ハイブリッドは新型で初めて設定されたので、注目度もひときわ高い。

ボディは新型ヴォクシー&新型ノアともに、5ナンバーサイズに収まる標準タイプと、3ナンバーサイズになるエアロパーツを備えた仕様がある。

トヨタ 新型ヴォクシー ZS [8人乗り]<ガソリンエンジンモデル> 試乗イメージ3

標準タイプにはノーマルエンジンとハイブリッドの両方を設けたが、エアロパーツを備えたグレードは、ノーマルエンジンのみでハイブリッドは選べない。

理由は燃費と動力性能だ。車両重量がノーマルボディに比べて30kgほど重く、タイヤサイズも標準タイプの15インチに対してエアログレードは16インチだから、転がり抵抗も増える。ハイブリッドシステムに対する負荷が大きいため、エアログレードはノーマルエンジンのみになった。

ただしこのグレード構成は、将来見直される可能性が高い。ユーザーやディーラーから、「エアロパーツを備えたハイブリッドが欲しい」という要望が強く寄せられているからだ。

トヨタ 新型ヴォクシー ZS [8人乗り]<ガソリンエンジンモデル>

近年一気に注目が集まっている衝突回避の支援機能も、今は新型ヴォクシー&新型ノアには設定がない。これも当然ながら開発中。エアロパーツを備えたハイブリッドと併せて、追加設定されるだろう。

ライバル車のホンダ「ステップワゴン」が2014年の秋にフルモデルチェンジされ、燃費性能の優れた小排気量ターボを搭載するともいわれるので、ヴォクシー&ノアも機能の向上で対抗するはずだ。ハイブリッドのエアロ仕様と衝突回避の支援機能は、ヴォクシー&ノアの強力なテコ入れ策になるだろう。

裏を返せば、現時点でヴォクシー&ノアを急いで購入するのはあまり得策ではないとも言える。車検切れのタイミングなどの理由が無い限りは、そのあたりを考慮してからでも遅くは無いだろう。

1 2 3 4 次へ

この記事の画像ギャラリーはこちら

  すべての画像を見る >

【PR】MOTAおすすめコンテンツ

渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

MOTA編集方針

「車好きのみんなが見ているメルマガ」やSNSもやってます!
カー用品・カスタムパーツ

愛車の売却を、もっと楽に!もっと高く!

  • 一括査定はたくさんの買取店からの電話が面倒?

    これまでの一括査定は、たくさんの買取店からの電話が面倒でした。MOTA車買取なら、最大20社の査定額をwebで簡単比較。やり取りするのは査定額上位の3社だけ。車の査定が楽に完結する仕組みです。

  • 一括査定は本当に高く売れるの?

    これまでは、買取店に会わないと査定額がわからず、比較がしづらい仕組みでした。MOTA車買取は、申込翌日18時に最大20社を簡単比較。加えて、買取店は査定額上位3社に選ばれるために競い合うから、どうしても高く売れてしまいます。

新車・中古車を検討の方へ

人気記事ランキング
最新 週間 月間

新着記事

新着 ニュース 新型車 比較 How To
話題の業界トピックス・注目コンテンツ

おすすめの関連記事

トヨタ ヴォクシーの最新自動車ニュース/記事

トヨタのカタログ情報 トヨタ ヴォクシーのカタログ情報 トヨタの中古車検索 トヨタ ヴォクシーの中古車検索 トヨタの記事一覧 トヨタ ヴォクシーの記事一覧 トヨタのニュース一覧 トヨタ ヴォクシーのニュース一覧

この記事にコメントする

コメントを受け付けました

コメントしたことをツイートする

しばらくしたのちに掲載されます。内容によっては掲載されない場合もあります。
もし、投稿したコメントを削除したい場合は、
該当するコメントの右上に通報ボタンがありますので、
通報よりその旨をお伝えください。

閉じる