【試乗】トヨタ 新型 ハイエースバン スーパーGL[ディーゼル] 試乗レポート/国沢光宏(2/3)
- 筆者: 国沢 光宏
- カメラマン:島村栄二・茂呂幸正
マイナーチェンジで乗り心地が大幅に改善!
Dレンジをセレクトして走り出すと、ビックリギョウテン! 乗り心地が良い!
今までのハイエース最大の弱点と言えば、動いてないんじゃないかと思えるサスペンションだった。動き出したら止まるまで、路面のデコボコ全てと付き合わなければならぬ。違いの解るハイエース乗りは、皆さん足回りを全面改良しているほど。
なのに今回乗った新型ハイエースときたら、ミニバンの「アルファード/ヴェルファイア」を凌駕し、「ノア/ヴォクシー」と比べたって勝るとも劣らないほど。「どうしちゃったの?」とさえ思う。ハイエースのサスペンションを扱っているショップに聞いてみたら「広報スペシャルじゃないですか?」。そうかもしれない。でも乗用車の広報車だってダメなヤツ多数。ハイエースだけ広報専用チューンをしてくるというのも不思議だ。
スーパーロング・ワイドのグランドキャビン&ハイエースコミューターも試してみたい!
これが実力なら、ぜひ14人乗りのマイクロバス『ハイエースコミューター GL』か、3ナンバー乗用車登録となる『グランドキャビン』(超カッコ良いスーパーロング&ワイドのハイルーフボディでございます)も試してみたい。
ちなみにハイエース グランドキャビンは4列シート+広大なラゲッジスペースを持つ10人乗り。2.7リッター4気筒エンジン搭載で338万7085円。大家族ならコレッきゃないと思う。アルファードより圧倒的に広い。中型以上の免許を持っている人は、私の夢に出てくる14人乗りのハイエースコミューター GLだ。ディーゼルで345万1885円。
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