autoc-one.jp 記事・レポート 新車情報 試乗レポート 新型プリウスPHVは、ノーマルのプリウスとはベツモノの”高級車”だった[公道初試乗]

試乗レポート 2017/2/28 19:35

新型プリウスPHVは、ノーマルのプリウスとはベツモノの”高級車”だった[公道初試乗](1/3)

新型プリウスPHVは、ノーマルのプリウスとはベツモノの”高級車”だった[公道初試乗]

”4代目新型プリウスの大本命”がいよいよデビュー

<トヨタ 新型 プリウスPHV A[FF/ボディカラー:スピリテッドアクアメタリック]>トヨタ 新型プリウスPHV 試乗レポート/五味康隆

トヨタ「プリウスPHV」がいよいよ発売を開始した。EV(電気自動車)モードで68.2kmを走行出来るほか、量産車世界初のソーラー充電システムを搭載するなど、次世代エコカーとして求められる環境性能をグッと高めたことで、”4代目新型プリウスの大本命”とも目される。自身もさっそくプリウスPHVの予約注文を入れたというモータージャーナリストの五味康隆さんが、公道試乗会に参加。その印象について、超速報レポートをお届けする。

>>[画像105枚]トヨタ 新型 プリウスPHV 初公道試乗 フォトギャラリー

公道での試乗もせずに予約注文したものの

<トヨタ 新型 プリウスPHV S”ナビパッケージ”[FF/ボディカラー:シルバーメタリック]>トヨタ 新型プリウスPHV 試乗レポート/五味康隆

今日まですごく不安だった・・・。

トヨタ自動車がハイブリッドの次なる環境アイテム車であり、次世代車の主役と称してデビューさせた新型プリウスPHV。実は個人的にもすでに購入済み。プロトモデルに乗った感触から購入を決め、納車待ちの状態なので今更仕様を変えることは出来ないが、市販モデルに乗り、自分で選んだ仕様の選択が間違いではなかった!という確証を得たかった。

よって今回のレポートは、可能な限り様々な市販モデルのグレードに乗り比べ、その内容と購入に至った考えや選択したグレードなどにも触れていこう。またすでに当サイトで展開されているプロトタイプ試乗レポート新型車解説記事なども、併せて参照しながら読んで欲しい。

ベースモデルとは大きく異なる、新型プリウスPHVの内外装

<トヨタ 新型 プリウスPHV S”ナビパッケージ”[FF/ボディカラー:シルバーメタリック]>トヨタ 新型プリウスPHV 試乗レポート/五味康隆トヨタ 新型プリウスPHV 試乗レポート/五味康隆

とは言っても、新型プリウスPHVに全く予備知識の無い方のために、簡単に概要だけ。

まずトヨタは2015年12月に、トヨタのハイブリッド車の主役を歩き続ける4世代目プリウスを登場させた。「いいクルマを造ろう!」の合言葉に、シャーシから動力源まで全てを一斉に見直して作り改めたTNGA(Toyota New Global Architecture:トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)採用の第一号車として、大幅に上質さや高級感を備えてきたことは、既に新型プリウスに触れたことがある方ならご存知だろう。

その新型プリウスの搭載バッテリーを大型化して、外部からそこに充電プラグを挿して充電できるようにして、電気自動車のように電動ドライブもできる(EVモード)し、バッテリー残量が減ったらプリウスのようにハイブリッド車として走れる(HVモード)、という内容に仕上げたのが、プラグインハイブリッドモデル、新型プリウスPHVだ。

この基本となるPHVの考え方は、先代の3代目プリウスをベースに作られた初代のプリウスPHVと同様だ。異なるのは、新型プリウスPHVは、4代目プリウスを基軸にしながら、それとは明確なる差別化が施されていること。要はメーカーが意図的に、プリウスより高額となる約90万円分の価値を作り込んでいるのだ。

だからこそ、プリウスと比べても顔つきをはじめエクステリアのデザインが大きく違う。インテリアだって、大画面11.6インチの縦型センターモニターの採用など、未来感が違う。乗り味も当然だし、所有して得られる世界観が大きく異なり、それは”プリウスの高級版”的仕上がりになっている。

プリウスPHVの実燃費はノーマルモデルと同等かそれ以上

<トヨタ 新型 プリウスPHV S”ナビパッケージ”[FF/ボディカラー:シルバーメタリック]>トヨタ 新型プリウスPHV 試乗レポート/五味康隆トヨタ 新型プリウスPHV 試乗レポート/五味康隆

最初にお断りしておくが、大事な要素でもある実燃費や実電費は、今回試乗した時間などの関係から、しっかり計測できていないことを先にお断りしておく。

そもそも新型プリウスPHVには、電気だけで走る”EVモード”、電気とエンジンをプリウスのように巧みに使う”HVモード”、さらにはガソリンエンジンを発電機として稼働させてバッテリー充電しながら走れる”チャージモード”がある。そのうえでそれぞれに”エコモード”と”ノーマルモード”そして”パワーモード”がある。それぞれの機能や特性を短い時間内に確認しながらの試乗なので、燃費や電費を測れる訳がないのだった。

開発者の声を信頼するなら、バッテリーが少なくなりHVモードになっても、エネルギーリユース率を左右する最大回生エネルギー力がプリウスよりも2割ほど高く設定してあるので、実燃費はプリウス同等か走行ケースによっては上回るという。

そしてもちろんバッテリーに電力が潤沢にある時は、ガソリン使用量ゼロなので圧倒的。ちなみにお財布事情という点から考えると、自宅など日常生活圏に充電スケジュールを立てられれば確かに理想的だ。だがそうではなくても、プリウスと同等燃費であり、これから述べる乗り味の差も踏まえると、プリウスPHVを充電せずに使っても充分に魅力を感じるはず。

さらに小声で言えば、急速充電コストを踏まえるとガソリンで走った方がお財布事情にはお得だし、EVモードのメリットを最大に享受したいというなら、自己充電機能のチャージモードを使うのも良い。実のところ、急速充電でかかるコストと大差ないお財布事情で済むのだ。

プリウスPHVの価値は、エコ性能だけにあるわけではない

<トヨタ 新型 プリウスPHV S”ナビパッケージ”[FF/ボディカラー:シルバーメタリック]>トヨタ 新型プリウスPHV 試乗レポート/五味康隆

さっそく新型プリウスPHVを試乗した感触では、もっともバッテリー消耗が激しいEVモード×パワーモードを使っていても、アクセルを踏んだ先には必ず減速シーンがありそこで効率よくエネルギー回収できるおかげなのか、なかなかバッテリーが減らない。

参考までに、バッテリーの減り具合から計算すると、フル充電状態でのカタログEV航続距離は68kmだが、実質47kmほどは走れるはず。もちろんエコモードでもっと丁寧に走ればさらに距離も伸びるだろう。この実質航続距離があれば、日常充電スケジュールが立てられる方は、ガソリンスタンドに寄らずに生活できる可能性も十分にある。

とまぁ、細かな話ばかり挙げたが、購入しようと思った動機は、環境に優しいエコロジーや経済性に優れるエコノミーの話ばかりではない。一度体験したら共感いただける方が大勢出るだろうが、電動ドライブの心地よさと気持ちよさに魅了されたのだ。

>>[写真105枚]初公道試乗のトヨタ 新型 プリウスPHVを画像でもチェック

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