2009年上半期ベスト・バイ・カー【国産車】／清水草一

トータルベストカー／トヨタ プリウス

これは当然の選出です。

とにかく3代目プリウスは、本当にとんでもなく凄い。とんでもなくスバラシイ！

燃費もパワーも市街地走行でもロングツーリングでも、あらゆるシーンで無敵に近い実力を持っている。

どこにも欠点はないのに、感動ポイントは数え切れない。納車半年待ちでも買う価値は大アリだ！

ところでハイブリッドカーは、商店街とかで静かすぎて危険だ、みたいな指摘があるでしょ。

でもハイブリッドオーナーとして言わせてもらうと、歩行者の多い道では、ゆっくり走ればいいんだよ！

あと、気付いてくれなかったら、気付いてくれるまで待つ！そういう道では歩行者絶対優先！

そういう気持ちになれれば、まったく問題ないっス。

ベストドライビングカー／マツダスピードアクセラ

非常に古典的な選び方だけど、ガソリンエンジンが健在のうちに、こういうのに乗ってパワーを炸裂させて、ステキな思い出を作っておきたい！という気持ちにさせてくれるクルマです。

とにかくすんごいパワフルで、相当激しいじゃじゃ馬なんだよね。

でも、先代よりは微妙に扱いやすくなってて、その他モロモロ質感も上がってて、非常にいい仕上がりではないか！？

このクルマがあれば、BMWやアルファロメオはいらない！マツダがあれば内燃機関の快楽は十分満喫可能！と思わせてくれる。

マツダの走りは日本の誇りですな。

ベストデザインカー／レクサス RX450h

このクルマ、デザインが突出してイイというわけではなく、総合的に見て「すっごく魅力的！」「今、世界中で一番イケてるSUV！」だと思うんだけどね、とりあえず上品でセレブっぽくてステキなデザインなので、この部門のトップにさせてもらいました。

価格は高いから、本気でエコで買うクルマじゃないけど、それはさておいても、ハイブリッドカーの驚異的な低燃費、奥深さ、楽しさ、静かさ、意外なパワフルさを満喫できる点ステキです。

総合すると、「なんかモテそうな気がする！」ということでしょうか。気がするだけですが。