トヨタ パッソ 新型車徹底解説(6/6)
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新開発の１リッター３気筒エンジンは21.0km／lの燃費を実現
パッソ＆ブーンに搭載されるエンジンは、１リッターの３気筒と1.3リッターの４気筒の２種だ。このうち、1.3リッターはすでにダイハツ車に搭載され好評となっているもの。１リッターはまったくの新開発となっている。
ストーリアに搭載されていた１リッターエンジンはボア×ストロークが71.0×82.0mmとボア／ストローク比が0.87とかなりロングストロークタイプだったが、新１リッターエンジンのボア×ストロークは71.0×83.9mmでボア／ストローク比は0.85と、従来型をさらに上回るロングストロークディメンションとなっている。
連続可変バルブタイミング機構はもちろん、ピストンへの新樹脂コーティングやピストンリング張力の低減などを行い内部抵抗を減らしている。こうした効果が現れ、FF車の10・15モード燃費は１リッターあたり21.0kmと高い数値を実現している。
ミッションは駆動方式に関わらず4速ATを採用。登坂路での頻繁なシフトチェンジ防止するなどのスーパーインテリジェント4速ATだ。また、パワーステアリングは電動タイプを採用。サスペンションはフロントがストラット、リヤはFFがトーションビーム、4WDが３リンクを採用する。
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自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。
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