【比較】ホンダ ステップワゴン vs トヨタ ノア・ヴォクシー どっちが買い!?徹底比較/渡辺陽一郎(2/4)
- 筆者: 渡辺 陽一郎
ホンダ 新型ステップワゴン vs トヨタ ノア・ヴォクシー/ボディサイズ対決
まずはボディサイズの比較からだが、エアロパーツを装着しない標準ボディではステップワゴンの全長が4,690mm、全幅が1,695mmの5ナンバーサイズになる。ヴォクシー&ノアも全長4,695mm・全幅1,695mmとほぼ同じだ。
また、エアロパーツを装着した「ステップワゴン スパーダ」は、全長が4,735mm、全幅が1,695mm。全幅は5ナンバーサイズに収まるが、全長が4,700mmを超えて3ナンバー車になった。対する「ヴォクシー ZS&ノア Si」は全長4,710mm・全幅1,730mmで、全長と全幅の両方が3ナンバーサイズとなる。標準ボディは5ナンバーサイズ、エアロ仕様は3ナンバー車、というパターンはセレナも同じだ。
かつてのステップワゴンやヴォクシー&ノアは、5ナンバーサイズの規格よりも少し小さかったが、今の大きさは標準ボディで限界ギリギリ。車内の広さを競った結果、この数値に落ち着いた。とはいえ、標準ボディまで3ナンバーサイズに拡大すると、当然ながら「5ナンバーミニバン」とは呼べない。これは販売面でマイナスに作用するから、さらにサイズアップするのは実質的に不可能だ。
全高は2WDで見るとステップワゴンが1,840mm、ヴォクシー&ノアが1,825mm。これも外観の見栄えと走行安定性を考えると限界だろう。
室内高はステップワゴンが1,425mm、ヴォクシー&ノアが1,400mmだから、十分な数値になる。ちなみにセレナは全高が1,865mmと高いのに、室内高は1,380mmと狭い。ステップワゴンとヴォクシー&ノアは低床設計だが、セレナは60~70mmほど床が高いため、空間効率が下まわっている。
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