トヨタ 86オーナーが語る!「中古86」の魅力【購入~インプレッション編】(3/5)

トヨタ 86オーナーが語る!「中古86」の魅力【購入~インプレッション編】
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希望ナンバーはややマニアックに・・・

トヨタ 86

筆者の86のナンバープレートは、希望ナンバーで「14-15」

これは、今はなき日産 シルビアのS14/S15型へのオマージュ・・・ではなく、「2014年式の86を2015年に購入した」という意味で、中古86の提案とアピールです。従って、購入した86が12年式であれば「12-15」とするつもりでありました。

愛車を中古で購入したことをわざわざアピールする人は少ないでしょうから、「変わったヤツだ」と思って頂ければ私としては本望です(笑)

所有して分かった、86の「絶妙なバランス感覚」

トヨタ 86と永田恵一氏

愛車となった86は、仕事で試乗した際の印象とそこまで大きくは変わりませんが、愛車となることで改めて魅力を感じる部分もありました。それは86が「すべてにおいて絶妙にバランスされている」スポーツカーである、という点です。

具体的には、筆者が86購入を決めた非常に大きな要因のひとつであった「契約している機械式駐車場で、2ドアでありながらドアが開いた(個人的な要因ではありますが)」という点も含まれる“ボディサイズ”(1,775mmという全幅もその1つです)、スポーツカーらしい若干の“非日常性”、乗りやすさを絶妙なところでバランスさせた“乗降性”、ボディサイズと広さを絶妙にバランスさせた“リアシート”“ラゲッジスペース”

そして、かつてのインプ・ランエボなどスポーツカーブームの時のような「絶対的な速さ」の重要度が薄くなっているこの時代に、持て余すことなくそれでいてアクセルを踏み込んだ時には素直に「速い!」と感じることの出来る“走行性能”など、86における様々な部分について、絶妙なバランスを感じ取ることが出来るのです。

そして、その絶妙なバランス感覚は、86&BRZが近年のスポーツカーとしては稀な「成功モデル」となった大きな要因の一つであることを強く実感するのです。

渋滞中ですら「楽しい!」と思われせてくれる

トヨタ 86

筆者は、個人的に「スポーツモデル」と呼ばれる市販車には備わっていて欲しいと考えている「普段使いにおいての運転の楽しさ」を、86はスポーツカーらしい「低い着座位置(ペダル配置に代表される、座って“シックリとくる感じ”も文句ナシ)」、ポルシェ ケイマン並と言われ、交差点を曲がっただけでもその違いを感じさせてくれる「重心の低さ」などスポーツモデルとしての実力を余すことなく備えており、極端なことを言えば渋滞中ですら「楽しい!」と思わせてくれるクルマです。

これを筆者は“困った楽しさ”(もちろん褒め言葉)と呼んでいます(デスクワーク続きの際に、息抜きも兼ねて「86で飯でも食いに行くか」と出ていくと、つい2時間くらい乗ってしまうこともしばしば・・・)

高く評価出来る、86の「燃費」

気になる方もおられるであろう「燃費」については、86を所有してから約1,000km走った感じでは、 高速道路が「16~17km/L」、郊外路が「12~13km/L」、市街地が「9~10km/L」、総合すると「12~13km/L」といったところです。

この結果は、このクラスのスポーツカーとして考えれば十分に納得できる値と断言できますし、カタログに載るJC08モード燃費は筆者のGTの6速MTグレード(初期モデル)で「12.4km/L」なので、カタログ燃費と実燃費が極めて近いことも高く評価できるでしょう。

また、とあるトークショーで86の開発責任者である多田氏の「スポーツカーは軽量で空気抵抗も少ないから、必要以上に太いタイヤを履いて転がり抵抗を増やしたりしない限り、燃費が悪い理由はないんですよね」「アメリカでテストをしていると、86の燃費って(アメリカの交通環境は日本の高速道路のペースに近いという意味も含めて)テストで併走していたカローラと同じくらいなんです」という言葉も裏付けることができました。

敢えて燃費に関する希望を挙げるならば、筆者は前愛車であった「マツダ デミオディーゼル」でアイドリングストップに慣れてしまったこともあり、市街地の燃費向上のために86にもアイドリングストップがあればなお良いのでは、と思う位です。(近年の輸入車ではポルシェやベンツ AMGなどの高級スポーツカーにもアイドリングストップの装着は当たり前になっています)

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永田 恵一
筆者永田 恵一

1979年生まれ。26歳の時に本サイトでも活躍する国沢光宏氏に弟子入り。3年間の修業期間後フリーランスのライターとして独立した。豊富なクルマの知識を武器に、自動車メディア業界には貴重な若手世代として活躍してきたが、気付けば中堅と呼ばれる年齢に突入中。愛車はGRヤリスと86、過去には日本自動車史上最初で最後と思われるV12エンジンを搭載した先代センチュリーを所有していたことも。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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