トヨタ アベンシス 新型車徹底解説(1/6)
- 筆者:
ヨーロッパの味をそのまま日本に導入したセダン&ワゴン
すでにヨーロッパで高い評価を受けているのがアベンシス。今回発売されるモデルも日本のトヨタが製造するのではなく、ヨーロッパトヨタで製造し日本のトヨタが販売を担当する輸入車となる。現地ではセダン、ワゴンに加えて5ドアハッチバックも販売されるが、日本に輸入されるのはセダンとワゴンの2車形のみとなる。なんといってもそのトピックスは、ヨーロッパ仕様をそのまま日本に持ち込んでいることである。
現行モデルは2代目にあたり、先代モデルは1997年にデビューしている。その前のモデルはカリーナEの現地名で呼ばれたコロナ。つまり、コロナの血を引くモデルなのである。アベンシスはヨーロッパではCセグメントと呼ばれるジャンルに属するモデルで、VWパサートやフォード・モンデオなどと同クラスに位置している。
搭載されるエンジンは1機種のみで、FFと4WDを用意。FFはセダン、ワゴンの両方にあり、上級のLiとベーシックモデルのXiの2グレード。4WDはXiのみの設定。Liには、スポーツパッケージも用意される。
この記事にコメントする