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新型車リリース速報 2014/11/18 19:36

トヨタ、新型燃料電池自動車「MIRAI(ミライ)」発表会レポート ~水素で走る究極のエコカー~

トヨタ、新型燃料電池自動車「MIRAI(ミライ)」発表会レポート ~水素で走る究極のエコカー~

トヨタから燃料電池自動車(FCV)「MIRAI(ミライ)」が発表された。

燃料電池自動車(FCV)は水素と酸素を化学反応させて発生した電気で走行することができ、走行中に排出されるのは水のみという究極のエコカーである。

昨日、ホンダからFCVコンセプトカーの「HONDA FCV Concept」が世界初公開され、同車を元にした新型FCVを市販することを前提に開発が進められているということだが、ここへきて燃料電池自動車関連の動向が活発になってきた。

関連記事:水素社会の幕開けにホンダも「負けるもんか」!~ホンダが市販前提の燃料電池車「FCVコンセプト」発表~

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将来の有力なエネルギーとして期待されている水素

水素は水の電気分解やさまざまな原料から作りだすことができるので、資源の少ない日本でも容易に作ることができ、将来の有力なエネルギーとして期待されている。前述のように、走行時に排出されるのは水のみで、二酸化炭素の排出量はゼロ、また貯蔵・運搬も可能という点でも”使い勝手が良い”エネルギーになりうるというわけだ。

トヨタ 新型燃料電池自動車(FCV)「MIRAI(ミライ)」

トヨタが開発した「トヨタフューエルセルシステム(TFCS)」は、フロントグリルから取り込まれた空気(酸素)と高圧水素タンクに貯蔵されている水素がFCスタック(燃料電池)内で化学反応を起こして電気が発生、その電気が駆動用モーターに送電され、車が走るという仕組み。トヨタがこれまで培ってきたハイブリッド技術と燃料電池技術と融合させ、パワフルで高効率な走行を実現した。

「MIRAI(ミライ)」の水素満充填時の航続距離が約650km、1回の充填にかかる時間が約3分と、ガソリン車と同等のレベルで使用・走行することができる。

また、「MIRAI(ミライ)」は大容量給電システムを備えており、外部給電器を接続することで最大9kWの電力供給が可能となる。災害時などに家庭や避難所などで「MIRAI」を発電機として、大容量の電力を供給することができるという使い方もできる。

ただし、肝心の水素ステーションの設置数が少ないという課題がある。2014年11月現在、全国の水素ステーションは約40ヶ所と、ガソリンスタンドに比べたら極めて少数。燃料電池自動車の普及のためには水素ステーションの拡充が不可欠で、今後の水素社会の推進に貢献するかどうかのカギを握っていると言えるだろう。

政府として2015年度内に100か所程度の水素ステーションを増設する計画があるというので、期待したいところだ。

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「MIRAI(ミライ)」の価格は7,236,000円(消費税込)、経済産業省による補助金の交付が受けられることになりそうだ。(補助金の額は未定)

12月15日からトヨタ店・トヨペット店で販売される。当面はトヨタ店・トヨペット店の水素ステーションが設置されるエリアの周辺地域、かつユーザーのケアが確実にできる範囲で販売を開始し、今後は水素ステーションの普及とともに販売エリアも拡大していくという計画だ。

未来に一歩を踏み出そう!

トヨタ 新型燃料電池自動車(FCV)「MIRAI(ミライ)」

2015年末までの販売目標台数は400台、現状では官公庁や法人を中心にすでに約200台の注文が入っているという。

今後は米国・欧州においても「MIRAI」という車名で販売される予定で、2017年度までに米国で3000台、2016年度くらいまでに欧州で100台程度販売するという。

トヨタ自動車 代表取締役 副社長 加藤 光久氏は、「生産体制、販売体制、より安心して乗って頂くためのサービス体制の強化など、課題はたくさんありますが、それでもトヨタはこれからの未来を変えていくこの車を世に出そう、まず一歩を踏み出そうと決断しました。「MIRAI」という名前には、「クルマの未来」、「地球の未来」、「子供たちへの未来」への思いが込められています。しかしそんな未来はトヨタだけでは実現できません。皆様とともに歩んでいく道のりであり、トヨタにとってもこれまで以上のチャレンジになると思っています。「MIRAI」という名前に込めたトヨタの思いを実現させるために、我々はこれからも努力を続けてまいります。」とコメントした。

「ただ燃費が良いだけのクルマではつまらない」

そんな思いで開発された「MIRAI」は、燃費・環境性能と走行性能を両立させ、走りも存分に楽しめるクルマに仕上がっているという。

近日中に試乗レポートを掲載予定なので、ぜひそちらもご覧いただきたい。

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