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試乗レポート 2010/12/16 10:12

トヨタ iQ EV/ FCHVアドバンスド 試乗レポート(1/3)

関連: トヨタ iQ Text: 岡本 幸一郎 Photo: オートックワン編集部
トヨタ iQ EV/ FCHVアドバンスド 試乗レポート
iQ EVとトヨタ 内山田副社長

2010年晩秋、トヨタは電気をはじめとした代替エネルギーの利用促進による石油消費の抑制、CO2排出量の削減を目指したエコカーの開発・投入計画や次世代二次電池の研究成果など、今後の環境技術への取り組み計画を発表した。

公表された内容の要点を整理すると、以下の通りになる。

1.HV(ハイブリッドカー)

トヨタ環境技術取材会
トヨタ環境技術取材会トヨタ環境技術取材会

2012年末までに、新車名のHVとモデルチェンジをあわせて乗用車系11モデルの投入を予定。うち1車種はコンパクトクラスで、10・15モード燃費40km/L以上

2.PHV(プラグイン・ハイブリッドカー)

2012年の初めまでに、日米欧を中心にプリウスベースのPHVの市販を開始し、年間5万台以上の販売を目指す。日本での車両価格は300万円程度を予定

3.EV(電気自動車)

2012年に、米国をはじめ、日本・欧州にもiQベースのEVを導入し、年間数千台規模の販売を目指す。それに先立ち、2011年から日米欧で市場導入に向けた走行実験を実施予定。

さらに、中国への導入の検討を進めるとともに、2011年より走行実験を開始予定。

4.FCV(燃料電池車)

セダンタイプの燃料電池ハイブリッド車(FCHV)の開発を進め、2015年頃から日米欧の水素供給インフラが整備される見込みの地域へ投入

日本での車両価格は、現時点で1000万円を切る目処がついており、市場導入に向けて、今後さらなるコスト低減に取り組む。

5.次世代二次電池

全固体電池では、粒子間抵抗の低減に成功し、小型化が期待できる電池の全固体化に向けて一歩前進。金属空気電池では、リチウム空気電池の反応機構を解明し、充電可能な二次電池とする指針を明確化。

2010年1月にプロセス研究の専門部署を設置し、延べ100人規模の体制で研究を加速。

以上のように、5つの分野について、多角的にパワートレインの開発に取り組んでいるとのこと。HVやPHVでは間違いなく先駆者であるトヨタだが、EVについては具体的なものが見えなかったところ、着実に進めているということをアピールするとともに、FCVや次世代二次電池についても具体的な内容を公表したわけだ。

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