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試乗レポート 2012/9/10 18:00

トヨタ エスティマハイブリッド 試乗レポート(2012年マイナーチェンジモデル)/渡辺陽一郎(3/3)

トヨタ エスティマハイブリッド 試乗レポート(2012年マイナーチェンジモデル)/渡辺陽一郎

震災でも大活躍した1500Wの電源コンセント

トヨタ エスティマハイブリッド(2012年マイナーチェンジモデル)フロントシート
トヨタ エスティマハイブリッド(2012年マイナーチェンジモデル)リアシート[セカンドシート]トヨタ エスティマハイブリッド(2012年マイナーチェンジモデル)リアシート[セカンドシート] オットマンを引き出した状態

エスティマハイブリッドの居住性にも触れておこう。

フロントシートはサイズが十分に確保されて、バックレストは腰を包む形状。腰を支える部分は硬めの仕上げで、長距離ドライブも快適に行える

2列目は、試乗車がアエラス レザーパッケージだから、セパレートタイプになる。サイズは十分に確保されるが、座面の前方は少し大きめに持ち上げた。サポート性は良いが、小柄な同乗者は大腿部を押された印象になるので、座り心地に注意したい。

エスティマは全高が1,800mmを下まわるから、頭上の空間を確保すべく、着座位置が少し低めになって座面の前側が持ち上がった。

セパレートタイプの2列目には、クッションを座面の下側からせり上げて、ふくらはぎを支えるオットマンが備わる。

トヨタ エスティマハイブリッド(2012年マイナーチェンジモデル)リアシート[セカンドシート] めいっぱい倒した状態は走行中は危険!トヨタ エスティマハイブリッド(2012年マイナーチェンジモデル)リアシート[セカンドシート] オットマンは完全に水平に出来ますが、走行中は危険ですトヨタ エスティマハイブリッド(2012年マイナーチェンジモデル)リアシート[セカンドシート] 画像はオットマンの安全な使用方法トヨタ エスティマハイブリッド(2012年マイナーチェンジモデル)リアシート[セカンドシート] オットマンはかかとがつく程度が走行中は安全です

オットマンは水平になるまで大きく持ち上がり、3列目のシートを床下に格納すればバックレストを寝かせることも可能。要はベッドに寝そべるような姿勢が取れる

注意したいのは、この姿勢ではシートベルトが体を拘束しにくいこと。

エルグランドなどと違ってセパレートタイプの2列目シートベルトはバックレストからせり出し、姿勢を変えてもベルトが体から離れることはない。それでも水平に近い角度で寝そべれば、前面から衝撃を受けた時、同乗者の体が前方にスライドしやすくなる。

駐車して仮眠を取る時にこの姿勢を取るなら構わないが、走行中は控えたい。

オットマンを使っても、かかとは床に付けておく。バックレストも少し後方へ倒す程度にとどめたい。メーカーも開発段階で、オットマンの角度に気を使うべきだ。

トヨタ エスティマハイブリッド(2012年マイナーチェンジモデル)サードシート(3列目シート)
トヨタ エスティマハイブリッド(2012年マイナーチェンジモデル)ラゲッジアレンジ2トヨタ エスティマハイブリッド(2012年マイナーチェンジモデル)ラゲッジアレンジ3

3列目は前述のように床下格納を採用するから、着座位置が低めで膝が持ち上がりやすい。

座面の角度は2列目とは逆に水平に近いため、身長170cmの同乗者が座ると大腿部が座面から離れる。着座位置を20~30mm持ち上げて、座面の前方を少し高めると、腰と大腿部の収まりが良くなる。

一方、荷室にアレンジした時は使いやすい。

3列目を畳んで2列シートの状態にすれば、左右に跳ね上げる方式と違って畳んだ3列目が邪魔にならない。荷物をスムーズに収納できる。左右席を独立して畳めるため、5名乗車で多量の荷物を積む時も便利。

アエラス・レザーパッケージの3列目には電動格納機能が装着され、使い勝手が良かった。

トヨタ エスティマハイブリッド(2012年マイナーチェンジモデル)リアシートの前面に設置されているAC100V(1500W)アクセサリーコンセントとビデオ端子
トヨタ エスティマハイブリッド(2012年マイナーチェンジモデル)リアシートの前面に設置されているAC100V(1500W)アクセサリーコンセントとビデオ端子トヨタ エスティマハイブリッド(2012年マイナーチェンジモデル)リアシートの前面に設置されているAC100V(1500W)アクセサリーコンセントとビデオ端子

フロントシートの中央にはハイブリッド用のニッケル水素電池が収まり、運転席や助手席からリヤシートに移動することはできないが、電池を収めたセンターコンソールの背面には100V/1500Wの電源コンセントが備わる

1500Wの容量があれば、電子レンジやヘアドライヤーの使用も可能。キャンプなどでも重宝するが、東日本大震災では大活躍した。電力を供給する能力は、ハイブリッド車が持つ大切な付加価値。電気自動車も蓄えた電力を外部に供給することは可能だが、ハイブリッド車であれば、エンジンを回すことで実質的な発電も行える

エスティマハイブリッドと、ノーマルタイプの2.4リッターエンジンを積んだエスティマ4WDとの価格差は、減税額や装備の違いを加味して実質的に約60万円。

価格差をガソリン代の差額で埋めるには6~7万kmを走る必要があるが、動力性能や電力供給機能の違いを踏まえれば、買い得といえるだろう

現行エスティマは登場して6年が経つが、特にエスティマハイブリッドは今でも選ぶ価値が高いだろう。

トヨタ エスティマハイブリッド(2012年マイナーチェンジモデル)インパネ(助手席側から)トヨタ エスティマハイブリッド(2012年マイナーチェンジモデル)メータートヨタ エスティマハイブリッド(2012年マイナーチェンジモデル)センターコンソールトヨタ エスティマハイブリッド(2012年マイナーチェンジモデル)カーナビトヨタ エスティマハイブリッド(2012年マイナーチェンジモデル)シフトノブ

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