トシちゃん、テリー伊藤さんも大絶賛！ あのクラウンが若草色＆空色に！？

約35年間変わらぬ芸風、「トシちゃん」こと田原俊彦さんがいまアツい

80年代から90年代にかけて一世を風靡した国民的超人気アイドル、トシちゃんこと田原俊彦さんがいま何故だかアツい。

1980年歌手デビューの頃と変わらないスタイルの良さとダンスのキレ、妙なハイテンションさ、そしてちょっと暴走気味なトシちゃんの空回りキャラが、不思議と視聴者を惹きつけたよう。一部では視聴率オトコとも言われているほどだ。金八先生の頃から数えれば35年を超える芸歴を持つトシちゃん。多少の浮き沈みはあったとしても、気を緩めずに自分の世界をひたすら守り続けてきたからこその結果だろう。

約60年間、変わらぬ「芸風」のクラウンもアツい！

さて、日本の自動車業界の中で変わらぬ「芸風」の代表格といえば、1955年から59年間(！)、14世代に渡り造り続けられているトヨタの「クラウン」以外にない。トヨタが考える、日本人のための高級車という路線はブレることなく、こちらはほとんど浮き沈みもないまま高い地位を保ち続けている。

しかしそんなブレない世界観を持つクラウンですら、14代目の現行型モデルではピンクのボディカラーに塗られたイメージモデルを登場させたり(これはのちに市販化されてしまった！)、豊田章男社長も「ワオ！」と驚くド派手なフロントマスクを採用したりして、やはり「アツい」ことになっている。そのアツさは、7月30日より放映予定の新たなTVCMでも健在だ。

クラウンで「ぺろぺろ」したい！？

7月29日、東京ミッドタウンのキャノピー・スクエア[東京都港区六本木]で、再ブレーク中のアツい男とアツいクルマが出会った。トヨタクラウンの新TVCMに登場する「世界にひとつだけ”空色＆若草色のクラウン”特別展示イベント」に先駆け行われたトークショーのゲストとして、トシちゃん(田原俊彦さん)が登場したのだ。

市販版ピンクのクラウンをプロデュースしたテリー伊藤さんとともにステージへ現れたトシちゃんは『ハッピー！ クラウンバンザイ！』と、最初からマックスハイテンション！

TVCMでは「もし自分の気持ち通りにクルマの色が変わったら」をテーマに、ハリウッド俳優ヒュー・ジャックマンがクラウンをドライブ。その気持ち良さから、始めは黒かったクラウンが若草色や空色に変わる。その撮影用として特別に用意された2台に合わせ、ふたりはそれぞれ空色(トシちゃん)と若草色(テリーさん)の衣装をまとっていた。

2台のアンベールを行ったふたりは『(空色は)空を飛びそう！』『(若草色は)ラメ感もあって派手でいい！』(田原俊彦)、『色が変わることでまたこんなにクラウンの印象が変わるのか！』『旅に出たくなる！』(テリー伊藤)と口々に絶賛。

空色のクラウンで何処へ行きたいか問われたトシちゃんは『ニースあたりの海岸線や、カルフォルニアのロングビーチ、もちろん鎌倉あたりの海沿いが似合う』と回答。さらに『このクラウンで女の子とぺろぺろしたい！』とお約束の大暴走。会場を爆笑させた。

おもわず挨拶したくなるクラウンの顔

いっぽうテリー伊藤さんは、若草色のクラウンからあれこれイメージを膨らませていた。『この時期なら北海道か、軽井沢に行ってみたい』『秋にツイードのジャケットやベージュの革ジャン、黒いタートルのセーターとも似合う』などと、思わず映像が目に浮かぶような表現の数々を繰り広げていたのは、さすが名TVプロデューサーならではの視点だ。『ワクワク感や想像力をかきたてられる』クルマだと話す。

愛車として自らプロデュースしたピンクのクラウンに乗るテリーさん。また表情豊かなクラウンアスリートのフロントマスクを指して『何がいいって、家に帰ってクラウンに向かって「ただいま」って言える。話しかけたくなるクルマって少ない』とこちらもテリー節全開。『第三京浜で鎌倉の自宅に帰る際、バックミラーに(この顔の)クラウンが写ると思わずニヤっとする』と話すテリーさんに対しトシちゃんは『覆面パトカーかと思って急に減速したりして！』と混ぜ返すとすかさず『この型の覆面はまだない！ だいたい僕は安全運転なんですよ！』と笑わせた。

[Photo＆レポート：オートックワン編集部]