トヨタ 新型クラウン新型車速報 ~ピンクのクラウンも登場!~
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14代目クラウンは先代のゼロクラウンを越えた!
トヨタは新型クラウンを発表した。
1955年の誕生以来、日本の高級車をリードする立場として進化してきたクラウンだが、14代目となる新型クラウンは、優れた乗り心地や静粛性をさらにブラッシュアップした仕上がりになっている。
しかしなんといっても目を引くのはフロントグリル。 ロイヤル・アスリートとデザインは異なるものの、それぞれ遠くから見ても一目でクラウンとわかる個性的なデザインが採用されている。
これまでのクラウンの保守的なイメージを覆す斬新なデザインで、トヨタ社内では反対意見もあったとのこと。
社長の豊田章男氏は「実際に運転してみると、「ゼロクラウンを越えた!」と思えた。ロイヤルでも楽しく走れるし、ハイブリッドもこれまでの概念を覆す走りに思わず笑みがこぼれた」と語った。
クラウンのハイブリッドはこれまでは1モデルとして独立していたが、今回からはロイヤル・アスリートそれぞれのグレードとして設定されている。
2.5リッター直列4気筒エンジンは新開発のFRハイブリッドシステムを組み合わせており、モーターの変速システムの見直しで軽量かつコンパクトなハイブリッドトランスミッションを特長とする。
走行性能を損なわずにJC08モードで23.2km/Lという、Lクラスセダンとしては圧倒的な低燃費を実現している。
トヨタは2011年から「ReBORN」というキーワードを掲げているが、新型クラウンがReBORNの象徴となり、トヨタに関わるすべての人がもっと良いクルマを作ることを一番に考えて作り上げた1台になった。
新型クラウンは全国のトヨタ店(東京地区は東京トヨタおよび東京トヨペット)で販売される。
50代・60代の男性がメインターゲットではあるが、ステータスシンボルとしてだけでなく、より多くのユーザーに愛してもらいたいということで、全てのお客様がターゲットになるということだ。
なお、12/20時点で1万台以上の注文が入っており、ハイブリッド車の注文が全体の6割を占めている。
今回の発表会では、なんと!ピンクのクラウンが登場!
発表会に先立って開催されたイベントで、前田敦子さん(あっちゃん)扮するジャイ子がジャイアンを演じる小川直也さんからクリスマスにプレゼントされたものという設定。
12/30まで渋谷ヒカリエ1階のイベントスクエアにも展示されている。
また、このピンクのクラウンは近々販売されることになりそうだ。
社長の豊田氏も「本当にやるとは(ピンクのクルマを作るとは)思わなかった(笑)」と言ったが、ReBORNの思いを分かりやすく伝えるためには、こいうチャレンジも必要だという結論に至ったそうだ。
ピンクのクラウンで街を走るクルマに彩りを与えることができるのか!?
トヨタのチャレンジはまだ走り出したばかりだ。
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