“本当に美しい・綺麗な車”トヨタ『クラウン』がビッグマイナーチェンジ !「アスリート」に新たに12色のカラーを追加
- 筆者: オートックワン 編集部
- カメラマン:オートックワン編集部
トヨタの正統派セダンにして、国内専用モデルの「クラウン」。1955年に初代モデルが登場してから60年、14代目の現行モデルがビッグマイナーチェンジを行った。
ビッグマイナーチェンジのテーマは「お客様の笑顔のために」。
トピックスは「クラウンアスリート」に初めて、2リッター直噴ターボエンジンが搭載されたこと。最大トルクを1,650~4,400rpmの幅広い回転域で発生させ、低・中速域からの優れた加速性能を実現した。
フロントマスクも修正が加えられ「クラウンアスリート」では圧倒的な押し出し感を、「クラウンロイヤル」では、より上質感を表現する物となった。
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しかし、注目したいのは「クラウンアスリート」にのみパッケージオプションとして設定された、自分だけの特別なクラウンを選べる『ジャパンカラーセレクションパッケージ』。 ここでは、「ときの移り変わりを表す日本の色」をコンセプトに12色用意している。
その内訳は、「紅(クレナイ)」、「仄(ホノカ)」、「茜色(アカネイロ)」、「天空(ソラ)」、「群青(グンジョウ)」、「紺碧(アオ)」、「白夜(ビャクヤ)」、「翡翠(ヒスイ)」、「常盤色(トキワイロ)」、「胡桃(クルミ)」、「黒曜(コクヨウ)」、「白光(ビャッコウ)」。
新型クラウンといえば、“ピンクラ”と呼ばれたショッキングピンクのカラーモデルや、若草色や空色のモデルが限定発売されていたことが記憶に新しいが、今回は何と一挙に12色も増えた形となる。どのカラーも「ときの移り変わりを表す日本の色」として、日本語名となっており、国内専用感、オリジナル感がより際立つものとなっている。
「いつかはクラウン」というキャッチコピーが生まれたのが1983年。日本を代表する高級セダンが、それまでの硬いイメージを打ち破り、とても身近な存在になったといえる。
豊川さんは、新型クラウンについて印象を聞かれると「率直な第一印象は、すごく綺麗な車だなという印象がありました。このボディカラーから色々な気分になれるというか、若々しいし、エネルギーに満ち溢れた、本当に美しい・綺麗な車だと思いました。」と、第一印象を語った。また、CM出演依頼が届くまでクラウンが国内専売ということは知らなかったようで、「本当に勿体無いと思う」と、クラウンの完成度の高さを改めて実感した様子。
今夏、新型クラウン新TVCMでは、『ジャパンカラーセレクションパッケージ』に併せ、豊川さんの衣装もそれぞれ12パターンを用意。なんとCM撮影で豊川さんは実際に12回着替えを行ったそう。大変だったのではと思ったが、そこは「楽しく撮影させていただきました」と、実力派俳優の顔を見せた。
最後に豊川さんは、「クラウンといいますと、どうしても高級車ということで大人の男性のイメージがすごく強いと思うんですけど、今回はこれだけすごく綺麗なカラーリングを揃えていますので、是非若い男性の方や、あるいは女性の方にもこのクルマに乗っていただきたいなと思います。」と、新型クラウンのPRを行い、発表会は終了となった。
新型クラウンは、本日10月1日(木)より販売開始。販売価格(消費税込)は、「クラウンアスリート」が3,880,000円~6,100,000円、「クラウンロイヤル」が3,730,000円~5,906,000円。また、併せて一部改良を行った「クラウンマジェスタ」が6,330,000~6,950,000円。
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