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日本にない日本車 2014/8/1 11:18

日本にない日本車 ~日本にない「トヨタ カローラ」~/桃田健史(2/3)

日本にない日本車 ~日本にない「トヨタ カローラ」~/桃田健史

最大市場のアメリカ 日本仕様を完全に分離した最新モデル

雷陵LEVIN雷陵LEVIN

2013年1月14日、米ミシガン州デトロイト。

トヨタの展示会場は、正面入り口の左手の奥手。檀上でのベールが剥がされた。

「え!これが本当にカローラ!?」

登場した物体を見て、日米欧韓中、そして南米や東南アジアから訪れたメディアたちが一斉に驚きの声を上げた。

名称は、「Corolla Furia Concept」。Furiaとは、Ferocious(すごい)、Fury(激しさ)という、これまでの「カローラ」では適合し得ないような言葉から連想されている。

そして発売された新型北米「カローラ」。「Furia」のイメージとほぼ同じ、大胆にイメージチェンジした。全長x全幅x全高=4639mmx1776mmx1415mm、ホイール―ベースが2700mm。これは前モデルと比較するとそれぞれ、99mm増、16mm増、10mm減、100mm増となり、長くワイドで低く、ドッシリとした構えとなった。主要パワートレインは1.8リッターだ。

フォード フォーカス

日本の「カローラアクシオ」は、全長x全幅x全高=4360mmx1695mmx1460mm、ホイールベースが2600mm。つまり、北米「カローラ」は日本「カローラ」のふた回り近く大きなクルマだ。

こうした北米「カローラ」の様変わりは、Cセグメントでの熾烈なシェア競争によるものだ。GMはシボレー「クルーズ」、フォードは「フォーカス」、ヒュンダイは「エラントラ」といった海外勢、そしてホンダ「シビック」、マツダ「アクセラ」等の日系勢がひしめく。

ホンダ シビック(欧州仕様車)マツダ アクセラ

リーマンショック後に順調回復した北米市場。2013年、「カローラ」はモデル末期にもかかわらず、29万3177台を販売し、Cセグメントのシェア14%となった。

そして新型投入後の2014年上半期(1~6月期)、「カローラ」は前年同期比10.4%増の17万4354台を記録。このままいけば、年間35万台の大台に乗りそうだ。

“Cool!”なイメージで若い層への訴求、さらにはインテリアのクオリティを上げて幅広い層への訴求、その効果が見事に的中している。

日本仕様との完全分離はアメリカで大成功だ。

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