プリウスの1.5倍も売れてる人気車の大変貌に北米が衝撃!新型カムリ日本でも成功なるか(2/2)
- 筆者: 桃田 健史
まさか、ここまでのスポーティモデルに刷新されるとは!?
「ホントに?これがあのカムリ!?」
デトロイトショーで実物を間近で見た、アメリカ、欧州、中国、東南アジア、南米、そして日本のメディア関係者の多くが、同じような感想を言った。
ワイド&ローボディに、斬新で前衛的なフロントマスクとリアビュー。インテリアはセンターコンソールに大胆なデザインを取り入れ、近未来的な室内空間を演出している。
これは、まさにスポーツセダンだ。
NASCARマシンとしては、イメージがぴったりである。コンサバで、安全パイだった、これまでの雰囲気を一掃してしまったのだ。
こうしたトヨタの攻めの姿勢に、他社から偵察に来ていたデザイナーや技術開発関係者らも「まさか、このタイミングでここまでやるとは!」と、舌を巻いていた。
こうした感想は、私がトヨタにリップサービスをしている訳ではない。発表現場で起こっていた事実なのだ。
この衝撃はそのまま、日本市場にも伝わった。デトロイトショーでの発表直後に、私がデトロイトから配信した本サイト用の速報を、多くの読者がご覧いただいているというデータがあるのだ。
来る、新型「カムリ」日本発売の折にはそうした衝撃が生で日本人ユーザーに届く。近年、トヨタの高級車購入者の平均年齢は「かなりの高齢」になっている。
新型「カムリ」はそうした現状を打破する、衝撃的な1台となることは間違いなさそうだ。
[Text:桃田健史]
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