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どっちが買い!?徹底比較 2015/9/7 11:34

トヨタ アクア vs スズキ アルト【ガチンコ2台比較】究極の車選び(3/3)

関連: トヨタ アクア , スズキ アルト Text: 渡辺 陽一郎 Photo: 和田清志
トヨタ アクア vs スズキ アルト【ガチンコ2台比較】究極の車選び

トヨタ アクア vs スズキ アルト/走行安定性比較

トヨタ アクア

アクアは発売後の改良も入念に行われ、ボディ剛性をさらに高めてサスペンションの設定も見直した。走りのレベルが一層向上している。

例えばカーブに入る時にハンドルを切り込むと、車両が機敏に向きを変える。ボディの傾き方は適度で、4輪の接地性が優れているために曲がっている時の安心感も高い。峠道ではスポーティドライブを積極的に楽しめて、街中もキビキビと走れるから気分が良い。

燃費の優れたエコカーでありながら、アクアの運転感覚は活発だ。

スズキ アルト

一方、アルトは現行型でプラットフォームとサスペンションを一新。軽量化を図りながら、ボディ剛性を高めて走行安定性を進化させた。

今後の課題は操舵感だろう。ハンドルを切った後、自動的に戻ろうとする性質が少し弱い。手応えを向上させる余地がある。

現行アルトは走行安定性を高めたので、新たにフィーリングの部分が気になってきた。機能が向上すると、さらに欲が出てくる。

トヨタ アクア vs スズキ アルト/乗り心地比較

(左)トヨタ アクア/(右)スズキ アルト

アクアは低燃費車でありながら乗り心地にも配慮した。硬めではあるが、重厚感が伴って粗さはない。

特に先に述べたボディ剛性の向上、サスペンション設定の見直しなどによってさらに洗練させた。

アルトは時速40~50kmで走っていると、燃費を節約するためにCVT(無段変速AT)のギヤ比が高めに変速され、エンジンの回転数がかなり下がる。

この状態でアクセルペダルを緩く踏み増すとゴロゴロとした微振動を感じるが、低燃費で低価格の軽自動車としては快適に仕上げた。

トヨタ アクア vs スズキ アルト/総評

自動車評論家の渡辺陽一郎氏
トヨタ アクアスズキ アルト

最近は軽自動車の燃費向上が著しい。10年ほど前に比べると、数値上は燃料代を30~40%ほど節約できる。価格も安く、アルトXは装備を充実させて113万4000円に抑えた。

その一方でハイブリッドには、エコカーの定番としての強い存在感がある。

特にアクアは燃費性能がナンバーワンで、5ナンバーサイズのボディは運転がしやすい。スポーティな走りも満喫できるから、さまざまな用途で高い満足感を得られ、いわばオールマイティなエコカーだ。

価格は試乗したアクアSが188万7,055円だから、日本の小型車の中心的な価格帯に位置付けられる。従って購入もしやすい。そのためにアクアは、今では日本国内の最多販売車種になった。

2011年の末に発売されてから、3年半ほどの間に国内だけでも90万台以上を登録(1か月当たり2万台以上)。海外を含めれば110万台近くを売った(2015年7月現在)。発売から時間を経過しても売れ行きが下がらないのは、エコカーとして普遍的な価値を持つためだろう。

今ではハイブリッドから軽自動車まで、最先端のエコカーを使い方や好みに応じて選び分けられる時代になった。その代表がアクア、アルトというわけだ。

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