トヨタ ランドクルーザープラド グレード比較(3/6)
- 筆者: 松下 宏
- カメラマン:原田淳、トヨタ自動車株式会社
4.0TX
4.0Lエンジンの搭載車は、TX、TZ、TZ-Gの3グレードが用意されている。4.0Lエンジンのパワー&トルクは、203kW(276PS)/380N・m(38.8kgf・m)の実力で、2.7Lエンジンと比べて明確な違いがあると同時に、従来のモデルと比べても大幅なパワーアップ(トルクの数値は同じ)が図られている。走りの余裕を求めるなら4.0L車だ。
新型プラドにはクロカン4WDの走破性に関係する新機構が採用されているが、それは主に4.0Lエンジンの搭載車に標準またはオプションで設定されている。
アクティブトラクションコントロール&DAC制御&ヒルスタートアシストコントロール+ハイドロブレーキブースターは4.0L車だけに標準となる装備だ。
ただ、4.0L車でもTXは上記の機能装備を除くと、快適装備の充実度は2.7TXと変わらない。370万円もするクルマなのに、ステアリングが本革巻きではなくウレタン製になる点などはちょっとしょぼい感じ。クルーズコントロールも装備されない。
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