トヨタ 新型ランドクルーザープラド 新型車解説(4/4)
- 筆者: オートックワン 編集部
- カメラマン:島村栄二
ミニバンのようなシートアレンジにも注目!
さらにこの新型4代目の大きな特徴として多彩なシートアレンジも注目。シートタイプは5人乗りと7人乗りが設定され、メインとなるのは7人乗りタイプ。
セカンドシートは、シートスライド機構やサードシートへの乗降性を高めるウォークイン機構を採用。サードシートはフロア格納できるシートになっていて“いかに薄くフラットに畳むか”に注力して開発。これらのシート機構により、ミニバンのような多彩なシートアレンジを実現した。
また、グレードによってはシート格納が電動タイプとなっているので、お金に余裕があるならこちらを選びたいところ。ボタン操作で簡単に格納・着座操作が可能なので、これは非常に便利だ。
もちろん手動タイプでもバックドア側・室内側どちらからでもレバー操作で簡単にできるので問題はないのだが、女性や小柄な人だと、ちょっとシンドイかもしれない。
4代目となる新型ランドクルーザープラドの月販目標台数は1,000台と控えめの数字だ。また、日本市場にはロングボディタイプのみの設定で、ショートボディタイプの設定予定はないとのこと。
昨年のリーマンショック以降、世界的な不況の余波は世界のトヨタも例外ではない。 ここにきて、政府の補助金や減税対策によって少しずつ市場も回復傾向ではあるものの売れているのは、圧倒的にエコの代名詞ハイブリッドカーなどだ。本格オフローダーとして一時代を築いたプラドでさえも時代の流れには逆らえないのだろう。
価格(税込)
●トヨタ ランドクルーザープラド2.7L
TX 5人乗り 3,150,000円/TX 7人乗り 3,300,000円/TX Lパッケージ 3,740,000円
●トヨタ ランドクルーザープラド 4.0L
TX 3,700,000円/TZ 4,100,000円/TZ-G 4,750,000円
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