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試乗レポート 2008/6/13 19:48

トヨタ アルファード & ヴェルファイア 試乗レポート(3/3)

トヨタ アルファード & ヴェルファイア 試乗レポート

不満点を克服した新型アルファード&ヴェルファイア

走行走行

走りについて、初代オーナーからは、「遅い、燃費が悪い、ロールが大きい、ブレーキの利きが甘い」などの不満が聞かれたとのことで、今回はそれらを見直したという。現行エスティマと共通となったパワートレインは、3.5L V6+6速ATと、2.4L直4+CVTという組み合わせで、全グレードでFFと4WDが選べる。ちなみにハイブリッドも気になるところだが、今のところ予定がないらしい。

3.5Lの2GR型ユニットは、すでに多くの車種に搭載されているが、トルクフルかつ緻密で滑らかな回転フィールを誇る。現時点で国産最良のV6ユニットだと思う。2.4L車は、4速ATからCVTに換装されたのが大きなポイント。直感的な加速感よりも、いかに自然に加速するかに配慮したセッティングで、CVTの悪癖が見事に払拭され、エンジン回転数と加速感の関係が非常にリニアに仕上がっている。そして、ちょっとした上り勾配の道や高速道路での再加速時など、4速ATの初代とは大きな差がある。これは期待どおりである。

また、静粛性も大きく向上した。空力をつきつめ、遮音・吸音材の採用部位を増やしたとのことで、フロントウインドウの合わせ目にも新たに吸音材を採用するという凝ったこともやっており、それらが確実に効いている。

コーナリング姿勢やブレーキフィールなど、走行性能の向上も大きい。もちろん低床化が効いているはずだが、もともとアルファードはこのボディから想像するよりもずっと軽快で乗用車的なドライブフィールを持っていたが、その実力がさらに洗練され、ロールを抑えた乗り味となった。初代よりも足まわりを固める方向でセッティングされているが、ボディ剛性の向上もあり、乗り心地は快適そのもの。現行エスティマに比べても、後席の乗り心地の快適性全般はかなり高くなっている。

ブレーキでは、リアにフロントと同じ16インチのディスクローターを採用。リアブレーキの容量が上がったことで前後バランスが適正化され、ダイブする感覚が小さくなり、より4輪をフルに使って制動する感覚となった。また、踏んだら踏んだだけ制動する感覚で、コントロール性が向上しており、乗員に不快な思いをさせないようになっている。

不満点をしっかり克服し、前記のようなわかりやすい魅力をたくさん備えた2代目アルファード/新型車ヴェルファイアは、初代オーナーあるいはミニバンを欲しいと思うすべてのユーザーにとって、たしかにコンセプトどおり、“欲しくてしょうがなくなる”ミニバンかもしれない。

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