トヨタ アルファード&ヴェルファイア G’s(G SPORTS)試乗レポート/今井優杏(2/2)

  • 筆者: 今井 優杏
  • カメラマン:オートックワン編集部
トヨタ アルファード&ヴェルファイア G’s(G SPORTS)試乗レポート/今井優杏
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レーシーに纏められたインテリア

トヨタ ヴェルファイア G’s(G SPORTS)

ユーティリティに支持が集まるミニバンだからこそ、内装にも力を入れている。

シートやステアリング・シフトノブなどにイメージカラーの一つである赤いステッチが入り、こちらもレーシー。なんとシート表皮はあの「アルカンターラ」だというから本気だ。

メーター周りも他のG’sモデルと同じくアルミのリングが施され、ペダルもアルミに変更されている。コックピットに居ればスポーツカーと見まごうほどの“これでもか内装”なのである。

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スポット溶接やボディ補強が効いており、コーナーやS字でもリズムの良いドライビングが可能に

走りのほうではまず30mmのローダウンがなされ、サスペンションはバネレートを変更。

G’sお得意のボディ補強もぬかりない。補強ブレースを多数追加し、もちろんスポット溶接も追加されている。また、ボディ下部の空力向上のためアンダーカバーを装備し、直進安定性に配慮、タイヤ&ホイールは19インチにサイズアップされている。

トヨタ アルファード G’s(G SPORTS)

実際に走ってみると、剛性感がすさまじい。

ふらふらする、ロールが気になるといったミニバンの困った特性は、モデルチェンジごとに各メーカーが生き馬の目を抜く勢いで開発を重ねた結果飛躍的に向上したとはいえ、それでもボディ形状からある程度のロールは仕方がないはず。

しかし、なんと「24点」も追加されたスポット溶接とボディ補強パーツはそのねじれ・たわみを綺麗ににいなしてくれていた。

ボディがしっかりと決まっているので、サスペンションもバネレートの変更だけとは思えないほど良い仕事をする。

トヨタ アルファード G’s(G SPORTS)トヨタ アルファード G’s(G SPORTS)

コーナリングはもちろんS字カーブのような左右に大きくボディが振れる場面でもトントンとリズムよくラインをなぞることが出来てしまうのである。

特に効果を感じたのが、大型一体構造に変更されたスタビライザーブラケットで、横方向のゆがみをガッシリと受けとめてくれるため、もうとにかく嬉しいくらいハンドリングがラクになっちゃうのだ。

操舵がラクになるということはドライバーが疲れないということ。運転がうまくなる以上に、疲労度の少なさは嬉しい実感としてオーナーを一番に感激させると思う。

おまけにフロントブレーキが変更されているのも嬉しい。車重のあるクルマはカックンブレーキになりやすいが、こちらはノーマルに比べ踏み込んだ奥の方でしっかり効くようにチューニングされている。欲を言えばもっと奥でもいいくらいだ。

あの、初めにキュっと効くトヨタのブレーキパッドはとても苦手なので「ベース車も全部コレにしてくれればいいのに」と思ってしまう。

価格は2.4リッターが404万円、3.5リッターが442万円と、ベースグレードのラインナップに堂々食い込むという“超お買い得設定”。カオにビビらず、ぜひ性能で選んでほしい!(けど、いきなりお父さんがこのクルマで帰ってきたら、やっぱりビックリしちゃうよね(笑))

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今井 優杏
筆者今井 優杏

自動車ジャーナリストとして、新車や乗用車に関する記事を自動車専門誌、WEBメディア、一般ファッション誌などに寄稿しながら、サーキットやイベント会場ではモータースポーツMCとしてマイクを握り、自動車/ モータースポーツの楽しさ・素晴らしさを伝える活動を精力的に行う。近年、大型自動二輪免許を取得後、自動二輪雑誌に寄稿するなど活動の場を自動二輪にも拡げている。AJAJ・日本自動車ジャーナリスト協会会員。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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