カロッツェリア サイバーナビ2012 meets TOYOTA 86 vol.3 ~このチカラを見よっ!サイバーナビのご加護で音質が劇的に向上!~(2/2)
- 筆者: 高山 正寛
これは神のチカラか、最適な音響空間をサイバーナビが自動調整してくれます
音の出口を変えただけで激変した編集部の86ですが、実はサイバーナビには私が昔からイチ押し!している機能があるのです。
それが 「オートタイムアライメント&オートイコライザー」 であります。
クルマの車内ってのは車種ごとに音響空間が大きく異なることは誰にでもわかりますよね。形状はもちろん、音がガラスに反響したり、シートも材質によって吸音されるレベルもまちまち。余談ですが同じクルマでもファブリックと本革って素材の違いだけでも音って変わるものなのですよ。
要はクルマの中は音楽を愉しむには非常に厳しい環境ってこと。だからこそ、常にいい音を追求するプロショップや、カロッツェリアXというハイエンドブランドも高く評価されているわけです。
しかし、そんなお金はかけられない。ナビエルもそうです(悲しい)。そこでこのシステムの登場です。簡単に言ってしまうと装着されているスピーカーの能力(構成や再生可能な周波数帯域など)を自動で測定し、最大に引き出すことができるわけです。
実はスピーカー交換前にもこのシステムを使って調整をしてみたのですが、かなりの変化を感じ取ることができました。前ページでちょっと酷評していましたが、調整後はまずまずイケル感じ、それでも音質的にはまだまだ伸ばせる、ということでスピーカーのグレードアップを図ったという経緯があったのです。
「そんな凄いシステム、使いこなせないよ」そんな声が聞こえていますね~。しかしご安心を。
神は皆に平等であります。
このシステム、プロが行うような音響チューニングを「自動」でそれも「数分間」で行ってくれるのです。
実際調整が終わって音楽を聴いてみると、まず音がフロント側から多く聞こえてきます。よくオーディオの世界では「前方定位」という言葉が使われますが、今回の編集部の86の場合、前述した通りリア側のスピーカーは純正のままです。また5.1chではなく2ch構成になっていますのでサイバーナビは自然な音の聞こえ方を重視してこのような調整を行ったのではないかと思ったりして・・・。
ちなみにまたまた余談ですが、ナビエルもサイバーナビでこのシステムを使っていますが、クルマによって聞こえ方には違いがあります。ナビエルの場合はもう少しリア側から聞こえてくる感じが強くなります。ただボーカルの押し出し感とか、各楽器の位置とかがわかりやすい点などはこのシステムが「効いている」ってことなんでしょうね。
元々サイバーナビにはAV系のパーツ類にもお金がかかっています。前述したシステムやこれらが結実することで高音質を生み出すわけですが、それを体感するためにも音の出口であるスピーカーのシステムアップはかかせません。
86はもちろん、全てのユーザーにスピーカーのシステムアップを!ナビエルも今回編集部の86の音の変化を体感し、さらなるシステムアップを目指そうと意欲と物欲だけは盛り上がっております。
もちろん先立つものが必要ですが(泣)。
それでも、カーナビ伝道師として今後も布教活動に努めて参ります。
みなさん、これまでの記事を読んで少しでもサイバーナビ&カスタムフィットスピーカーなどが気になったら、迷わずお近くのカーショップ等に足を運んで実物を“見て・聞いて・触って”サイバー体験をしてみましょう!
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