カロッツェリア サイバーナビ2012 meets TOYOTA 86 vol.2 ~まるで近未来!AR HUDで愛車が最強のサイバーマシンに!~(3/3)

  • 筆者: 高山 正寛
  • カメラマン:オートックワン編集部
カロッツェリア サイバーナビ2012 meets TOYOTA 86 vol.2 ~まるで近未来!AR HUDで愛車が最強のサイバーマシンに!~
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HUDに表示される情報の配置と量はまさに“絶妙”

さて、思いっきり前振りが長くなってしまったが、やはりこの位は説明しておかないと、この商品の良さは伝えられない。ってことでいよいよ試乗である。

前述したRGBレーザーから照射された情報は、HUDユニットの前方にある「ハーフミラーコンバイナー」に投影、その先の実際の風景はこのコンバイナーを透過することでまるで現実の世界の景色に情報が浮いているように見えるわけである。

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実はこのHUDユニット、写真撮影に関してはカメラマン泣かせの部分があって、中々うまく映像が撮れないケースが多い。

筆者も専門家ではないのでこの部分のコメントは差し控えるが、実際に見える映像は写真よりはるかにくっきりとしていることは伝えておく。フルカラーかつコントラストが高い表示情報は現在も販売されている車両用HUDとは一線を画するものである。

ここでキモとなるのが「どの情報をどれだけ表示するのか」ということ。AR HUDユニットは目で見える実際の風景に情報を重ね合わせる。何でもかんでも情報を入れればわかりずらくなるし、その逆では物足りない。この辺のノウハウは昨年の「ARスカウターモード」を始めとする実績がモノを言うのだろう。

クルーズスカウターユニット(カメラ)が検知した情報の中から誘導のための矢印や交差点までの距離や方角、到着予定時刻などを「絶妙に配置」して表示するのだ。

この他にも曲がるべき交差点の700m手前に差しかかると交差点名称や推奨レーンも表示。

停車時には3つ先までの交差点名称を表示するなどかなりきめ細かい。この他にもクルーズスカウターユニットからの情報を使い前方車両との車間距離や走行中のふらつきなども知らせてくれる。

視線の先には情報だけでなく“未来”が見える

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こう書いてしまうと、カタログ的というか、わかりずらいかもしれないが、筆者的に感じたのは「常にその先の道路状況をリアルタイムに把握することで安全運転に寄与できる」ということなのである。

元々サイバーナビは自車位置精度が高く、交差点も含めた音声案内もきめ細かい。直近の走行シーンであれば音声案内だけでも十分の能力を持っているのだ。

しかし渋滞に代表される刻々と変化する道路状況などを考えると現在地だけではなく、「その先」の情報は当然欲しくなる。一例だが高速道路に入ると切り替わる「HUDハイウェイモード」は区間ごとの渋滞情報がスッと目の中に飛び込んでくるので「その後どう走るべきか」が判断しやすくなる。

その点でもこのHUDが実現した新しいアプローチは素直に評価したい。つまり視線の先に見えているのは情報だけでなく、クルマとカーナビが今後実現していくであろう“未来”も見えているのである(少々カッコ良すぎですかね)。

さて、AR HUDユニットの装着が完了したことで編集部の86も見事にサイバーマシンとして完成の域に達しようとしている。

ヘンシュウチョーに「いやーこれで完璧ですねえ」とかゴマスリ(ウソ)してみたら「最近、クルマの中でナビエルも大好きなAKB48を聴いているんだけど、ちょっと音質が物足りないんだよ。なんとかして」だって・・・。

そう言えばサイバーナビって音質面でもかなりハイレベルなのに、あまり語られることが少ない。ってことで86&サイバーナビのラストはスピーカー交換でもしてレベルアップしてみようかと思う。

次回の更新は早めにやりますんで、お楽しみに!

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高山 正寛
筆者高山 正寛

1959年生まれ。自動車専門誌で20年以上、新車担当デスクおよびカーAV記事を担当。途中5年間エンターテインメント部門で書籍編集長を歴任後1999年フリーへ転身。フリーランスとして年間ほぼすべての国内における新型車への試乗および新車インプレッションを行う。またITS EVANGELIS(カーナビ伝道師)としてカーナビを含めたITS関係、カーエレクトロニクスから先進技術、また通信関連、PCや携帯電話などの執筆も行う。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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