トヨタ86 カスタマイズ大作戦 その2 with TOM’S(2/3)
- 筆者: 今井 優杏
トムス・ブレーキパッド・パフォーマ(希望小売価格15,750円 消費税込)
最近のトヨタのクルマは、制動力を重視する傾向にあるかわりにダストが比較的出やすいのが特徴なんですが、そのダストと制動力を両立させたのがこのブレーキパッド。
確かに洗車の際に一番に効果を実感できるダストの軽減は、ユーザーには見逃せないポイントですよね。
また、このパッドの素晴らしいところは踏み込んだ先、奥のほうでのコントロール性の素晴らしさ!
サーキットなどでブレーキを踏み足すときはもちろんのこと、一般道でも信号待ちの前車に距離を合わせるなどのシチュエーションでも効果絶大。ノーマルでは踏み始めに効くようなパッドを採用していますが、踏力でのブレーキングコントロールはコチラのパッドの方がラクです。
もともとレクサスなどの高級車を対象に開発された素材だそうで、確かにスポーツブレーキのようにガツンと効く感じではなく、はじめは柔らかく、のちにしっかり停まる、ってのは同乗者にも嬉しいですよね(だってカックンブレーキは酔っちゃうんだもん)。
またもトムスのK様曰く「ジェントルな性質のパッドです」。聞いたときには「はあ?」なんて思ってたけど(笑)、乗ったらホントにナットク。しかもしっかり効くのに鳴きもほとんどナシ。
私の愛車にも欲し~い!
トムス電子スロットルコントローラ「L.T.S.Ⅱ」(希望小売価格42,000円 消費税込)
「ハッキリ言ってメチャメチャ売れてます」(K様談)というこの部品、オートックワン号にも付けちゃいました!
86だけでなく、トヨタの電子スロットル車には全車取付可能な「L.T.SⅡ」。どんなモンかっていうとその名の通り、電子スロットルの開度をボタンひとつで変更出来ちゃうっていうものなんです。
コンピュータが自分で設定したモードに合わせて開度を上下してくれるので、普段通りアクセルを踏んでも、まるでエンジン排気量が上がった(もしくは下がった)ように感じるほど加速が変化するのを感じられるという楽しいシロモノ。
“SP”モードに設定したときには、電子スロットル特有のレスポンスの遅さをクイックに出来てしまうというコレ、ハイブリッド車特有のもったりした出足を解消するために、プリウスやアクアに装着するという方もとても多いのだそう。
モードはなんと6段階で、SP(スポーツ)モードが1~4段、EC(エコ)モードにも2段とスポーツ走行派ではない人にも嬉しい、“開度を抑える”方向へも設定できるのが親切ですよね。
部品自体はとても小さなものなんだけど、小さなコントローラの液晶(好きなところに設置出来ますが、オートックワン号はステアリングコラムの真ん中に付けちゃいました)には現在のスロットル開度を数字とバーグラフで表示してくれるし、段階は液晶の右側に付いた上下ボタンで調整可能と操作も簡単。
エンジンOFFすれば設定はノーマルに戻ります(もちろん運転中に「L.T.SⅡ」をOFFにすれば、ノーマルモードでの走行も可能です)。
トヨタ86 カスタマイズ大作戦 その1 with TOM’S←その1はコチラ
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