トヨタ86 カスタマイズ大作戦 その1 with TOM’S(2/2)

トヨタ86 カスタマイズ大作戦 その1 with TOM’S
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17インチ超軽量鍛造アルミホイール「EP-2プラス」(希望小売価格 47,250円 消費税込)  センターキャップ (希望小売価格 1,260円 消費税込)

やっぱりチューニング&ドレスアップといえばタイヤ+ホイールはハズせないでしょ!ってんで、調子に乗って変えちゃいました!

トムスは敢えてインチアップをしない方針だそうで、その理由はコストと日常での使い勝手を重視したとのこと。

なんだ、インチアップしないのね、と半ばがっかりしましたが(なにせタイヤはデカくて扁平な方がエライと思っているもんで…エヘヘ)その現物を見てビックリ!さすがレース屋さんでもあるトムス、素材が違うじゃないですか!なんとF1と同じ(!!)8,000tプレスの鍛造マシンを使用し、軽量だけではなく高剛性も両立したというからスゴイ。

しかもその鍛造アルミホイールったら白くてピカピカ、なんとも言えない高級オーラがそこはかとなく漂っているではありませんか!

もちろんバネ下重量も軽くなり、運動性能にも高い効果を発揮します。

そこで組み合わせたタイヤがミシュランのパイロットスポーツ3。

正直言って普段使いならば、86の17インチに標準で装着されている同ミシュランのプライマシーHPで充分。しかしこのオートックワン号、ゆくゆくサーキットを走ったりもしたいよね、なんていう編集部と私のスケベ心(…)も盛り込まれており、敢えてオーバースペック気味のパイロットスポーツを選択してみたのでした。

試乗してみると、おお、確かにとってもクイックでハンドリング性能が一気に上がった感じ。いや、大袈裟ではなく、街乗りでその変化を感じ取ることが出来るほどですよ。

しかしこんなに真っ白なホイールにすると、なんだかタイヤハウスのクリアランスが余計に目立っちゃうような気がしてしまいます。

「ねぇねぇ、早く車高調付けようよ~」なんて提案してしまう時点で、もうすっかりチューニングの魅力にドップリとハマる我々…。

スマートキーポケット (希望小売価格 3,990円 消費税込)

ここまで外装ばかりに注目してきましたが、「カッコイイクルマにはカッコイイ乗り方があるはずだ!」とスマートキーポケットに注目。

車内の好きな場所に両面テープで設置出来る、キー専用ポケットです。

クルマのキーって案外「あれ?どこ行ったけ?」とテンパるもの。

特に最近のキーレスエントリー車では「カバンにさえ入っていればドアが開く」という状態から、逆にその行方がわからなくなってしまうことも多々。せっかくの86に彼女(奥様もね!)を乗せて、いざクルマから降りるときになってキーをあたふた探すんじゃあカッコ悪い。収納の達人曰く、「無くしやすいものには指定席を作る」。確かに居場所さえ決めておけば失くす心配も激減するでしょう。

というわけで、その指定席にもトムスのエンブレム付きを選んでみました。

実はコレ、社内で「こんなの欲しいよね」という声があったから製品化されたのだそう。

「そ、それにしてもこの部品でこの値段はお高くないですか?」と恐る恐る聞いてみたら、なんと!このスマートキーポケットは国産の工場にて職人さんがひとつひとつ手作りしているんですって!

な、納得…。

トムスエンブレム シルバー(希望小売価格 9,975円 消費税込)

そして最後に「これからよろしくね」の意を込めてトムスエンブレムを装着しちゃいました。

こんなに小さなプレートなのに、コレ付けるだけで高級感漂うリアビューになったと感激するのは、私の頭が短絡的だからでしょうか。

いや、すべてのトムスファンにとってこのエンブレムは憧れの象徴、そして高級ドレスアップ&チューニングカーの証でもあるんです。

その確かな信頼性と高級感から、トムスコンプリートのタクシーも多いのだとか!

次回、開発中の86用オリジナルマフラー・プロトタイプの詳細も!?

というわけで今回はここまで!

仕上がった86はなんともドラマチックに変身していて、その劇的ビフォア・アフターに一同溜息!工程として比較的ライトな手の入れ方でも、こんなに印象が変わっちゃうのがチューニングの楽しさだよね、と皆ニコニコになっちゃいました。

しかし先述の通り、すでに我々の中には「もうちょっとココをこうしたほうが…」「いやいや、ここをああして…」と、次なる野望もムクムクと芽生えていたのです。

そんな我々の前にぶおおおん、と低音を響かせて停まった1台の86。 やや?!なんだこの音?!そしてなんだこのマフラー?!

これこそが現在トムスで開発中の86用オリジナルマフラー・プロトタイプ。 めっちゃカッコエエやんか~~~~~!!!!

色めき立った我々、しっかりガブリ寄りでバシバシ写真を撮ってしまいました。オートックワン号に、このマフラーが装着される日も近い!

次号、震えて待て!

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今井 優杏
筆者今井 優杏

自動車ジャーナリストとして、新車や乗用車に関する記事を自動車専門誌、WEBメディア、一般ファッション誌などに寄稿しながら、サーキットやイベント会場ではモータースポーツMCとしてマイクを握り、自動車/ モータースポーツの楽しさ・素晴らしさを伝える活動を精力的に行う。近年、大型自動二輪免許を取得後、自動二輪雑誌に寄稿するなど活動の場を自動二輪にも拡げている。AJAJ・日本自動車ジャーナリスト協会会員。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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