トミーカイラZZ 新型車速報 ~EV(電気自動車)として生まれ変わった京都発のスポーツカーブランド~
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28日(火)、京都大学発、電気自動車の販売・開発を行うGreen Lord Motors[グリーンロードモータース]株式会社(以下、GLM)より、EVスポーツカー『トミーカイラZZ』の東京エリア初お披露目が行われた。
今回、第2期販売開始にあたり、東京エリアで初のお披露目となった。
新生EVスポーツカー「トミーカイラZZ」は、僅か850kgの軽量ボディに305馬力のモーターをミッドシップに搭載したFR駆動のオープンスポーツカー。0-100km加速は驚きの3.9秒で、航続可能距離は120km~(カスタマイズ可能)。さらに、ヒップポイントの高さが地面から277mmと低く、より加速感を増す仕様となっている。
生産予定台数は99台(内第2期は33台)で、販売価格(消費税込)は800万円。
このGLM製「トミーカイラZZ」、開発の背景には環境都市としても名高い京都の存在が大きい。
GLMでは、2010年の設立から僅か4年でこのモデルが生み出せたのも、拠点とする京都が環境に対して意識が高く、また厚いサポートがあったからとしている。
また、京都はテクノロジーの分野でも盛んで、開発はGLMのほか、京都の名だたる部品メーカー・企業と共同で行われている。
さらに、京都はスポーツカー文化発祥の地。今回のトミーカイラをはじめ、「童夢」「コジマエンジニアリング」などが京都から生まれており、京都にはスポーツカー職人が集まっている。この職人達の匠の技を駆使して作られたのがEV版トミーカイラZZなのだ。
GLM 小間代表取締役社長は、「日本の文化を継承し、最先端の技術にのせて、世界に販売していこうと考えている。」とコメントしている。
今後、「トミーカイラZZ」は、2月1日より、東京・六本木にあるカーグッズセレクトショップ Le Garage(ル・ガラージュ)で期間限定で展示される。その後、3月中旬より東京・赤羽橋にて常設展示が行われる予定。
EV版トミーカイラZZ
全長×全幅×全高:3870×1740×1140mm/ホイールベース:2370mm/車両重量:850kg/ヒップポイント高さ:地面から277mm/最高出力:305ps/最大トルク:42.3kgm(415Nm)/0-100km/h加速:3.9秒/走行可能距離:120km(カスタマイズ可能)
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