奇抜な“ファルコンウィングドア”にはイーロン・マスクのある想いが込められていた!?テスラ「モデルX」 新型車解説(1/3)
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- 筆者: 岡本 幸一郎
- カメラマン:島村栄二
プラットフォームはモデルSと共通
国内外で伸長しているSUV市場において、モデルXは日本で販売される市販車として初めての100%電気自動車のSUVであり、テスラではこれを“E-SUV”と表現している。
史上もっとも安全で、速く、高機能なSUVを目指して開発されたモデルXは、「モデルS」と共通のプラットフォームに、前後アクスルにモーターを搭載したAWD専用車である。
テスラのAWDシステムは、フロントとリアホイールへのトルクを独立して緻密に制御することで、どんな天候下でも卓越したトラクションを発揮する。
世にあるすべてのSUVの中で、もっとも低いというCD値0.24を誇る流麗なフォルムのせいか、写真ではサイズ感がつかみにくいところだが、ボディサイズは全長が5037mm、全幅が2070mmと、かなり大柄。全高は1680mm、ホイールベースは2965mmで、車両重量は2.5トンに迫る。
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