大接戦!カー・オブ・ザ・イヤーは「ロードスター」に決定 ~S660は無念の2位~[会場レポート](2/2)

  • 筆者: トクダ トオル(MOTA)
  • カメラマン:日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会/オートックワン編集部
大接戦!カー・オブ・ザ・イヤーは「ロードスター」に決定 ~S660は無念の2位~[会場レポート]
大接戦のカー・オブ・ザ・イヤー(COTY)2015-2016は「ロードスター」に決定 ~S660は無念の2位~[会場レポート] 大接戦のカー・オブ・ザ・イヤー(COTY)2015-2016は「ロードスター」に決定 ~S660は無念の2位~[会場レポート] 大接戦のカー・オブ・ザ・イヤー(COTY)2015-2016は「ロードスター」に決定 ~S660は無念の2位~[会場レポート] 大接戦のカー・オブ・ザ・イヤー(COTY)2015-2016は「ロードスター」に決定 ~S660は無念の2位~[会場レポート] 大接戦のカー・オブ・ザ・イヤー(COTY)2015-2016は「ロードスター」に決定 ~S660は無念の2位~[会場レポート] 大接戦のカー・オブ・ザ・イヤー(COTY)2015-2016は「ロードスター」に決定 ~S660は無念の2位~[会場レポート] 大接戦のカー・オブ・ザ・イヤー(COTY)2015-2016は「ロードスター」に決定 ~S660は無念の2位~[会場レポート] 大接戦のカー・オブ・ザ・イヤー(COTY)2015-2016は「ロードスター」に決定 ~S660は無念の2位~[会場レポート] 大接戦のカー・オブ・ザ・イヤー(COTY)2015-2016は「ロードスター」に決定 ~S660は無念の2位~[会場レポート] 大接戦のカー・オブ・ザ・イヤー(COTY)2015-2016は「ロードスター」に決定 ~S660は無念の2位~[会場レポート] 大接戦のカー・オブ・ザ・イヤー(COTY)2015-2016は「ロードスター」に決定 ~S660は無念の2位~[会場レポート] 画像ギャラリーはこちら

ロードスターに10点を投じた理由とは

川端由美さんは「マツダ ロードスター」に10点を投じた。S660との比較については、大人2人が小旅行に行ける程度の利便性を確保するロードスターに分があるとする。

金子浩久さんもロードスターに10点を入れたひとり。4世代に渡り造り続けてきた意味の大きさを評価。反面、その世界観はやや内向的で、ファンにばかり目が向いているように思える点が惜しいとも話し、今後は新たな価値観も提案して欲しいと期待を込める。

飯田裕子さんもロードスターに10点。モデルチェンジを経てもなお軽く小さく造ったこだわりを評価。初代同様に世界のヒトに知って欲しい仕上がりだと語る。

S660を高く評価した選考委員も数多かった

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いっぽうで今井優杏さんは、その楽しさ、ワクワク感から、久しぶりにホンダらしさを感じられた「S660」に10点を投じた。日本専売の軽自動車だが、世界にアピール出来る内容だと評価する。

岡本幸一郎さんもS660に10点を投じたひとり。COTYの役割として、日本国内に向けた賞という側面と、日本から世界へ発信するという二面性があり、結果として前者を重視し国内専用車の軽自動車に多く配点した。未だ続く納期待ちに象徴される人気の高さなど話題性も強かったと話す。

実際、ロードスターとの得票差はわずか41ポイント。10点満点を入れた選考委員も60名中23名にも及ぶ(ロードスターは25名)。

「今年一番衝撃を受けた!」アルトへ10点を投じた選考委員も

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さて、ロードスターやS660以外に10点投票した方にも聞いてみよう。

COTYでは一貫して「小さくて燃費が良くて安い」「広くて静かで快適ならなお可」という信条のもと票を投じている松下宏さんは、その多くに合致する「スズキ アルト」シリーズに10点を投じた。

森口将之さんもアルトに10点を投じたひとり。「スポーツカーだけが文化じゃない」と森口さんらしい視点。しっかりしたデザイン、しっかりした走りは車の原点を教えてくれるようだとも話す。

島下泰久さんも、今年一番衝撃を受けたというアルトに10点を入れた。拡大化を続ける軽の世界で、軽自動車の本質に立ち戻ったシンプルさ、そして徹底した軽量設計でありながら、非常に魅力的な仕上がりに感銘を受けたという。

テスラ、アルト、MIRAIなど今年を代表する各車も部門賞に

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このほかCOTYでは部門賞・イノベーション部門に北米のベンチャー企業が造る電気自動車の2代目モデル「テスラ モデルS」が選ばれた。

またスモールモビリティ部門では、軽本来のシンプルさや軽量設計が光る「スズキ アルト/アルト ターボRS」及び姉妹車の「アルト ラパン」が選出。

また『日本の輸入車市場の発展に貢献』したとして、今年創業100周年を迎えた株式会社ヤナセに対し、日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会特別賞が与えられた。

さらに、COTYの基準(生産台数:年間500台以上)に満たずノミネート出来なかった「トヨタ MIRAI」特別賞に選出されている。水素燃料電池車としては世界初の本格市販モデルであり、本来なら本賞を戦うポテンシャルのあった1台だっただけに「後世の記録に留めるべき」との実行委員の判断から賞が決まった。

[レポート:トクダ トオル(オートックワン編集部)]

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「2015-2016日本カー・オブ・ザ・イヤー」概要

大接戦のカー・オブ・ザ・イヤー(COTY)2015-2016は「ロードスター」に決定 ~S660は無念の2位~[会場レポート]

11月6日に都内で行われた第一次選考会により、自動車評論家、ジャーナリスト、有識者からなる60名の選考委員が、最終選考会に進む上位10台の「10ベストカー」を選出(ノミネート車全45台の中から選出)。

このなかから、11月26~27日の期間にイヤーカーを決定する最終選考の投票を実施。12月7日に最終選考発表会が行われ、第36回目となる2015-2016日本カー・オブ・ザ・イヤーのイヤーカーが決定された。

【10ベストカー】(順不同)

●スズキ株式会社 スズキ アルト/アルト ターボRS/アルト ラパン

●富士重工業株式会社 スバル レガシィ アウトバック/レガシィB4

●トヨタ自動車株式会社 トヨタ シエンタ

●日産自動車株式会社 ニッサン エクストレイル ハイブリッド

●本田技研工業株式会社 ホンダ S660

●マツダ株式会社 マツダ ロードスター

●ビー・エム・ダブリュー株式会社 BMW 2シリーズ アクティブ ツアラー/グラン ツアラー

●ジャガー・ランドローバー・ジャパン株式会社 ジャガー XE

●FCAジャパン株式会社 フィアット 500X

●テスラモーターズジャパン テスラ モデルS P85D

日本カー・オブ・ザ・イヤー 公式サイト

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トクダ トオル(MOTA)
筆者トクダ トオル(MOTA)

昭和44年生まれ。週末は愛車に乗って(時に鉄道に乗って)家族とともにドライブやキャンプを楽しむ1児のパパ。自動車メディアに携わるようになってから15年余りが経過。乗り換えに悩むユーザーの目線に立った平易なコンテンツ作りを常に意識し続けている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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