スズキ アルトワークス vs ダイハツ キャストスポーツ どっちが買い!?徹底比較(3/4)
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- 筆者: 渡辺 陽一郎
走行安定性にも優れ、旋回中にアクセルを閉じたりブレーキをかけても後輪が横滑りするような状態には陥りにくい。
背景には硬い足まわりもあるが、それ以上に利いているのは700kgを下まわるボディの軽さと、全高を1,500mmに設定したことによる低重心、2,460mmの長いホイールベースだろう。機敏な回頭性と安定性を両立させる良い条件がそろった。
タイヤは15インチ(165/55R15)のブリヂストン・ポテンザRE050Aで、指定空気圧は前後輪ともに240kPaになる。
アルトワークスで注意したいのは、車両重量の割に駆動力が高いこともあり、カーブからの脱出でラフなアクセル操作をすると、2WDでは内側の前輪を空転させやすいことだ。
軽自動車に高いコストを費やすのもナンセンスだが、扱いやすさを損なわない設定のLSD(リミテッドスリップデフ)があると親切だろう。
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