スズキ パレット&パレットSW グレード比較(1/4)
- 筆者: 松下 宏
- カメラマン:スズキ株式会社
スズキ パレット&パレットSW グレード比較
スズキ パレットは、ダイハツのタントに対抗するモデルとして2000年1月に発売されたクルマ。軽自動車の枠内で、徹底して室内空間の広さにこだわったクルマ作りをした点は共通だ。
タントはすでに2代目になっていて、ミラクルオープンドアを採用したことなどによって高い人気を集めている。
タントには及ばないものの、パレットもスズキの主力モデルのひとつとして安定した売れ行きを維持している。
2009年9月にはマイナーチェンジが行われ、主要モデルに新型CVTを搭載して燃費を向上させたほか、内外装に専用のデザインを施し、装備を充実化した「パレットSW」と呼ぶ新シリーズを追加設定した。
パレットとパレットSWの違い
新しく設定された「パレットSW」は、シリーズの上級モデルに位置するもの。
薄型のディスチャージヘッドランプやフロントエアロバンパーなどによって精悍な顔つきを持つほか、内装にも専用の仕様や装備が施されている。
ワゴンRのスティングレーに相当するのがSWと考えたらいいだろう。
ただ、その分だけ価格も高くなり、パレットGとパレットSW GSを比べると22万円、パレットXとパレットSW XSを比べると16万円ほどの価格差がある。
またオーディオについては、SWではオーディオレス仕様が基本となる。
ユーザーが自分で装着することを前提にしているためだが、上記の価格差はオーディオの分だけ拡大することになる。
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