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試乗レポート 2013/12/29 00:00

スズキ 新型 ソリオ DJE(デュアルジェットエンジン搭載車) 試乗レポート/渡辺陽一郎(2/3)

関連: スズキ ソリオ Text: 渡辺 陽一郎 Photo: 茂呂幸正・オートックワン編集部
スズキ 新型 ソリオ DJE(デュアルジェットエンジン搭載車) 試乗レポート/渡辺陽一郎

「デュアルジェット」と「エネチャージ」でクラストップの低燃費を実現

スズキ 新型 ソリオ「S-DJE」[2WD]

試乗したグレードは新型ソリオ「S-DJE」。前述の低燃費技術「デュアルジェットエンジン」「エネチャージ」を採用したことで、JC08モード燃費は25.4km/Lに達する。スイフトのデュアルジェットエンジン搭載車に比べて1km/L下まわるが、全高が1765mmに達するボディが生み出す広い室内を考えれば、十分に納得できるだろう。例えばホンダの「フィット 13G・Fパッケージ」(非ハイブリッドモデル)の数値も24.4km/Lだから、ソリオのデュアルジェットエンジン搭載車も燃費性能は相当に優秀だ。

動力性能は最高出力が91馬力(6000回転)、最大トルクが12kg-m(4400回転)。背の高いボディとの組み合わせでは動力性能の不足が懸念されるが、ソリオはボディが意外に軽く、S-DJEの車両重量は2WDなら1060kgだ。なので力不足はほとんど感じない。最大トルクの発生回転数は4400回転と少し高いが、1500回転付近でも相応の動力性能が発揮されて運転はしやすい。

スズキ 新型 ソリオ「S-DJE」[2WD]

ただし燃費性能を重視した設定だから、巡航状態に入るとエンジンの回転数を極力抑えようとする。時速40~50kmでも1000回転付近まで下がる。この状態で緩い加速を試みると、さすがに反応は鈍い。アクセルペダルをさらに踏み込めば、CVT(無段変速AT)が変速操作を開始してエンジン回転を高めるが、少し時間差が生じる場面もある。このあたりは抜群の低燃費を考えると仕方のないところだろう。

それでも広い室内と燃費性能のバランスを考えれば、高効率なエンジンと判断できる。エンジンノイズは特に静かではないが、音質を含めて耳障りには感じない。

ボディの軽さは走りの良さにも生きている

スズキ 新型 ソリオ「S-DJE」[2WD]

足まわりとタイヤの設定は、「ソリオ バンディット」を含めて全車共通。タイヤサイズは15インチ(165/60R15)を採用する。転がり抵抗を抑えたタイヤを装着し、指定空気圧は前輪が280kPa、後輪は260kPaとかなり高い。そのために乗り心地も硬めだが、指定空気圧の数値を考えれば納得できる。路上のマンホールのフタなどの段差を乗り越えた時のショックは、通常走行の乗り心地を考えると意外にマイルドだ。コスト低減を図りながらもサスペンションの動きは滑らかで、不快な突き上げ感を抑えた。

走行安定性と操舵感のバランスも良い。全幅は1620mmと狭く全高は1765mmと高いので、外観を見る限りは走りが心配になるが、操舵に対する反応の鈍さは感じない。背が高いので機敏に曲がるタイプではないが、自然な感覚で運転できる。後輪の接地性も優れ、背の高いボディが生み出す欠点を巧みに払拭した。

この背景にもボディの軽さがある。コーナーを曲がる時でも慣性の影響を過度に受けることがなく、コンパクトカーとして軽快なフットワークを得ている。

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