スズキ スプラッシュ 試乗レポート(1/4)
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- 筆者: 藤島 知子
- カメラマン:藤島知子
スプラッシュ日本上陸は功を奏すか
世界戦略車スイフトの大ヒットによって、欧州コンパクトカーにひけをとらないノウハウを習得してきたスズキ。それらの技術を盛り込んで生まれた背高系コンパクトカーがスプラッシュである。
スプラッシュはハンガリーにあるマジャール・スズキ社で生産されているが、スイフトやSX4とともに、ここを拠点に欧州各国に輸出されている。
欧州では広い居住空間とハンドリングを始めとする走行性能や燃費性能が評価されているとのことだが、注目すべきは、日本で発売されるものも欧州仕込みの足まわりがそのまま使われているというところだろう。コンパクトカーといえば全高が1550ミリ以下のモデルが脚光を浴びてきたが、最近はゆとりの居住空間をもつものや環境性能に優れたモデルが人気を呼ぶ傾向にある。
スプラッシュはスズキで初めての逆輸入車となるモデルだが、この追い風を武器にどこまで勝負していけるのか、非常に興味深いところである。
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