【ahead×オートックワン】オンとオフ、日常と冒険 ジムニーで行く1,850kmの旅 四国編(1/2)

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【ahead×オートックワン】オンとオフ、日常と冒険 ジムニーで行く1,850kmの旅 四国編
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ジムニーで行く1,850kmの旅 四国編

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林道とは、林業のための道であり、地元の人の生活道路でもあり、静かに歴史を刻む道でもある林道に入ってみたい。

---そう思ったら、どんな準備をし、何に気を付ければいいのだろう。

今回は4×4 マガジンの河村さんと一緒に、APIOのジムニーで四国へ向かった。

西日に光る瀬戸の海。駆けるは小さな軽ジムニー。車内に広がる潮の香がこの日の宿が近いことを告げていた。東京を明け方に出発。新東名から新名神づたいに中国、山陽道と繋ぎ瀬戸大橋へ。

40リッターのタンクに2度給油したが700㎞はあっという間。660㏄で? と思うかもしれないが、最新型なら一気に走れる距離。背が高く見晴らしのいいジムニーは案外、ストレスと無縁なのだ。

旅程は3泊4日。行き帰りの移動に1日ずつ。愛媛は石鎚山東南に広がる林道群を目指し、四国カルストの眺望を手土産に龍馬脱藩の道で大洲に抜けようという剛気な計画だ。 林道を飽きるまで走り温泉で体を癒やす。そのキーワードに当てられてしまった男女4人と2台のジムニー。

それがこの物語の主人公だ。

ストーリーテラーは私。生涯最も遊び倒したのがジムニー!と断言できる四駆専門誌の編集者。

カメラマン氏はBMW X5とジムニーを車庫に並べるアウトドアズマン。

これに今を時めくジムニー専門パーツメーカーの「アピオ」から河野さんが2台のデモカーと共に参加、そして本誌若林さんがナビゲーション役として加わった。

彼女が昨年ダカールの鉄人・菅原さんのナビとしてジムニーでモンゴルを走ったのはご存じの通り。手前味噌だが…これで役者は揃った!

林道心得 1 下調べを大切にすべし

半月前、僕らはスカイプ会議を行った。ルートと宿を決めるためだ。皆が自宅に居ながら参加できるからだが、電話やメールの伝言ゲームよりずっと楽。気になるホームページも共有できる。「この温泉どう?」「料理はこっちでしょ」。いい大人が、まるで修学旅行前夜のようだ。

僕は林道を担当。資料は昭文社のバイク用「ツーリングマップル」を使う。林道の広さや荒れ具合から温泉、グルメ情報まで載っている。これにウェブの情報を併用して目星をつけるのだ。

最後は地元役場に確認の電話。「林道情報を聞きたいので観光課をお願いします」と伝えれば何らかの部署が対応してくれる。マップルの巻末に連絡先の一覧がある。

僕らが目指すのはジムニーが活きるダート道。それだけに大雨や台風による壁面などの崩落後、復旧が遅れることも多い。季節により入れない道もある。だから事前に確認する。

それでもハズレた時のために別ルートも用意したい。ちなみに四国と言えば全長87㎞の剣つるぎ山林道が有名だが、今は昨年秋の崩落で半分も走れない。

そんなこともあって僕らは高知の大森川渓谷に白羽の矢を立てた。ここらは林道の宝庫なのだ。

林道心得 2 早起きすべし

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初日、海岸沿いのビジネスホテルに泊まった我々は翌朝5時に出発した。おにぎりを頬張りながらワインディングを飛ばし1本目の林道に入った頃、森が目覚め始めた。

シダの朝露が光り、ホトトギスが謳う。柔らかな斜光が林間に漏れ始め、立体感ある風景を創り出す。僕らはしばしクルマを停め、マイナスイオンを満喫した。

カメラマン氏は植物の撮影に夢中。コンパクトデジカメが好きな河野さんも一瞬の絵を切り取ってはニヤリ。互いに見せ合って自慢合戦。「おお~」とか「ほお~」と言う声が微笑ましい。

朝夕の林道は空気感がまるで違う。早起きは三文以上の得なのだ。

林道心得3 走りのセオリーを守れ

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ジムニーは本当によく走る。轍との相性もよく、乗り心地がいい。これは生活道路であるニッポンの林道が軽四輪を主役としていることに因っている。大きなクルマではかえって路側のゴロ石を拾ってしまう。

そしてサーキットにセオリーがあるように林道にも定石がある。

まずはヘッドライトの点灯。存在アピールが大切だ。

スローインファーストアウトは有視界で。

ダートである以上、コーナリング中のブレーキはNGだ。

すれ違い時は登るクルマが優先。止めて再発進させればスタックの可能性が高いから。

段差や尖った石はなるべく避け、タイヤの横っ腹に無理はさせない…等々。

狭い林道でもラインが選べるジムニーではこれが可能。オフロードで味わう人車一体の走りは堪えられないものだ。

移り変わる景色。目を奪う景観。肌で感じる草いきれ。晴れの日はもちろん、雨の日も風の日もひとつとして同じ顔を見せぬ大地を御する楽しさ。御される驚き。ジムニーの林道走行は日本で最も楽しいドライビングスタイルのひとつだと僕は信じてる。

ただしラリー車まがいのカッ飛ばしは厳禁だ。生活道路で遊ばせてもらっているのだから。

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筆者
樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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