autoc-one.jp 記事・レポート 新車情報 試乗レポート スズキ ジムニー ランドベンチャー 試乗レポート/渡辺陽一郎 3ページ目

試乗レポート 2015/1/6 09:57

スズキ ジムニー ランドベンチャー 試乗レポート/渡辺陽一郎(3/3)

関連: スズキ ジムニー Text: 渡辺 陽一郎 Photo: 和田清志
スズキ ジムニー ランドベンチャー 試乗レポート/渡辺陽一郎

生粋のオフロードSUVの走りを味わえる

スズキ ジムニー ランドベンチャースズキ ジムニー ランドベンチャー

居住性は発売当初から変更されていない。前席の座り心地は相応にサポート性があって快適だが、足元は少し狭い。左足はATレバーが収まるセンターコンソールに常に接している。

後席は窮屈な補助席だ。床と座面の間隔が不足しているから、座ると膝が大きく持ち上がる。シートのサイズも小さく、座面には底突き感が伴う。3ドアボディからも分かるように実質的にはクーペと考えたい。それでも2名以内で乗車するなら、手荷物などを後席に収納できて、相応の実用性がある。

ジムニーにとって最も得意なのは、何といってもオフロード走行だ。2250mmの短いホイールベース、200mmの最低地上高、大径の16インチタイヤにより、デコボコを乗り越えやすい。

オフロードSUVではボディが軽く、ラダーフレームと車軸式サスペンションは耐久性が高いので、悪路を跳ねるような感覚で走破できる。舗装路では鈍く曖昧に感じたステアリングの操舵感も、悪路に乗り入れると反応の仕方がちょうど良い。副変速機を4WD・L(4輪駆動のローレンジ)にシフトすれば、駆動トルクにも不足はない。まさに生粋のオフロードSUVの走りを味わえる。

そしてボディサイズが軽自動車だから、狭く曲がりくねった林道にもピッタリ。Uターンを強いられた時でも面倒はない。

スズキ ジムニー ランドベンチャースズキ ジムニー ランドベンチャースズキ ジムニー ランドベンチャースズキ ジムニー ランドベンチャースズキ ジムニー ランドベンチャー

ジムニーこそ悪路の走破力が最も高いクルマ

スズキ ジムニー ランドベンチャースズキ ジムニー ランドベンチャー

日本には数多くのSUVがあるが、悪路の走破力が最も高いのはジムニーだ。ほかの軽自動車と同様、日本のユーザーのことを考え、日本の悪路に焦点を当てて開発されたからだろう。

ジムニーは乗用車をベースにしたシティ派のクロスオーバーSUVではない。何よりも悪路を重視しているから、舗装路上では少なからず欠点が目立つ。なので悪路を走らないと宝の持ち腐れになってしまう。

その意味ではユーザーを選ぶクルマだが、ジムニーで悪路に乗り入れれば、誰でも「これは凄い!」と思うだろう。雪道を含め、オフロードを走る機会がそれなりにあるユーザーは、試乗する価値のあるクルマだと思う。

そしてスポーツカーと同様、運転する楽しさに溢れている。

スズキ ジムニー ランドベンチャー (4AT)

全長x全幅x全高:3395x1475x1680mm/ホイールベース:2250mm/車両重量:990kg/乗車定員:4名/駆動方式:パートタイム4WD/エンジン種類:水冷4サイクル直列3気筒インタークーラーターボ/総排気量:658cc/最高出力:64ps(47kW)6500rpm/最大トルク:10.5kgf・m(103N・m)/3500rpm/トランスミッション:4速オートマチック/燃料消費率:13.6km/L[JC08モード燃費]

スズキ ジムニー 関連ページ

オートックワン公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック! オートックワン公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック!

スズキ ジムニー の関連記事

スズキ ジムニーの新車記事の一覧。新型車や注目の自動車の解説記事、試乗レポートなど、オートックワンがお届けする最新の自動車記事をご覧になれます。

スズキ ジムニー の関連記事をもっと見る

スズキ ジムニー の関連ニュース

スズキ 新車人気ランキング  集計期間:2017/8/20~2017/9/20