スズキ ハスラー 試乗レポート/今井優杏(2/4)

  • 筆者: 今井 優杏
  • カメラマン:オートックワン編集部
スズキ ハスラー 試乗レポート/今井優杏
スズキ ハスラー「X」[FF/ボディカラー:サマーブルーメタリック ホワイト2トーンルーフ] スズキ ハスラー「X」[FF/ボディカラー:キャンディピンクメタリック ホワイト2トーンルーフ]とレポーターの今井優杏さん スズキ ハスラー「X」[FF/ボディカラー:サマーブルーメタリック ホワイト2トーンルーフ] スズキ ハスラー「X」[FF/ボディカラー:サマーブルーメタリック ホワイト2トーンルーフ] スズキ ハスラー「X」[FF/ボディカラー:サマーブルーメタリック ホワイト2トーンルーフ] スズキ ハスラー「X」[FF/ボディカラー:サマーブルーメタリック ホワイト2トーンルーフ] スズキ ハスラー「X」[FF/ボディカラー:サマーブルーメタリック ホワイト2トーンルーフ] スズキ ハスラー「X」[FF/ボディカラー:サマーブルーメタリック ホワイト2トーンルーフ] スズキ ハスラー「X」[FF/ボディカラー:サマーブルーメタリック ホワイト2トーンルーフ] スズキ ハスラー「X」[FF/ボディカラー:サマーブルーメタリック ホワイト2トーンルーフ] スズキ ハスラー「X」[FF/ボディカラー:サマーブルーメタリック ホワイト2トーンルーフ] 画像ギャラリーはこちら

本格派クロカン「ジムニー」「エスクード」を生んだスズキらしいオフロードへのこだわり

スズキ ハスラー「X ターボ」[フルタイム4WD/ボディカラー:フェニックスレッドパール ブラック2トーンルーフ]スズキ ハスラー「X ターボ」[フルタイム4WD/ボディカラー:フェニックスレッドパール ブラック2トーンルーフ]

まずアシまわり周辺からいこう。

軽自動車にしては大径である15インチのタイヤを装着した。試乗車はダンロップのエナセーブを装着していて、バリバリのエコタイヤながら『タイヤ、ちっさ!』みたいな貧弱感の感じない見た目で、攻めたスポーティーさを予感させる。

この(軽にしては)大径タイヤにプラスして、サスペンションのストロークで最低地上高を2WD車で180mm、4WD車で175mm確保し、こちらもオフロードでの走破性を高めた。

スズキ ジムニー

またオフロードの走破性を語るに欠かせない『アプローチアングル』と『デパーチャーアングル』だが、こちらも前者で28度、後者で46度が確保されている。

数字で言っても若干伝わりにくくてアレなので、同社の本気クロカンモデル「ジムニー」と比較してみることにする。ジムニーはさすが『本気』なだけあってそのアングル=角度もイカツく、アプローチアングル49度、デパーチャーアングル50度。アプローチは遠く及ばないものの、デパーチャーはやや迫る勢いじゃないか。

スズキ エスクード

じゃあもうひとつ、スズキが持つクロカン、エスクードと比較してみようか。

こちらはアプローチが29度、デパーチャーが27度。おお!こっちに至ってはアプローチがわずか1度届かないながら、デパーチャーが完全に勝ってるじゃないか!

勝った!勝ったど~!

スズキ ハスラー[東京モーターショー2014 スズキブース]

……すみません、取り乱しました。

や、勝ったからってエライわけでもなんでもなく、走行特性(走破路面の得意分野)がそれぞれに違うというだけなのだが、それでも何度も言うがこんなにカワイイ顔して、並いる兄さん方、ジムニー&エスクードと比較しても引けをとらないオフロード走破性を持ってるなんて、おのずと期待が高まろうと言うものじゃないか。

いざキャンプなんかに行って、変にデコボコの多い路面に入ってしまい、バンパーの底をゴリっ!!!なんてことになったら哀しすぎるので(ココロの方のダメージも大きいよね、あの音)、これくらい角度を確保してくれていると安心して運転出来るはずだ。

軽自動車初のヒルディセンドコントロールを採用

スズキ ハスラー「X ターボ」[フルタイム4WD/ボディカラー:フェニックスレッドパール ブラック2トーンルーフ]

ちなみに軽自動車で初となる、『急勾配の坂道を下るとき、クルマが急勾配を感知して自動的に車速を時速7kmになるようにコントロールしてくれるから、ドライバーはペダル操作をしなくて済む分、ハンドル操作に集中出来て安全なんやで!』という『ヒルディセンドコントロール』も採用されている。

これは今世界中のSUVやクロカンに採用されている先進の安全性能なのだが、ハスラーでは兄貴分のエスクードと同等の(そして「あの」ジムニーにもまだ採用されていない!)機構を使用している。

また、雪道とかぬかるみで片輪がスリップしているような状況のとき、スリップ側のブレーキを早め、グリップ側に駆動を集中させる『グリップコントロール』も軽自動車初採用だ。どちらも「もしも!」のときにかなり助かるはずだ。

[次ページへ続く]

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今井 優杏
筆者今井 優杏

自動車ジャーナリストとして、新車や乗用車に関する記事を自動車専門誌、WEBメディア、一般ファッション誌などに寄稿しながら、サーキットやイベント会場ではモータースポーツMCとしてマイクを握り、自動車/ モータースポーツの楽しさ・素晴らしさを伝える活動を精力的に行う。近年、大型自動二輪免許を取得後、自動二輪雑誌に寄稿するなど活動の場を自動二輪にも拡げている。AJAJ・日本自動車ジャーナリスト協会会員。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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