2017/1/19 14:28
軽ワンボックスが1950年代のアメリカンなキャブオーバートラック風に大変身【TAS2017】
主に軽自動車をベースにして、オリジナルのFRP製パーツを取り付けて1950~70年代のアメリカ車の雰囲気を見事に再現することで知られるBlow(ブロー)は、今年のオートサロンに軽ワンボックスをカスタムした「Route Rider」を出展した。
同社は2010年にラパンベースでGMCサバーバンピックアップを、2012年にはフォード・エコノラインをホンダ バモスで製作。
昨年はエブリイベースでまさかのインターナショナル製スクールバス(映画などでおなじみの、あの黄色いボンネットバス)を持ち込むなど、ツボを抑えたアイデアと製作技術が見どころだ。
今回出展した「Route Rider」では、1950年代に発売されていたフォード Cシリーズのキャブオーバー型トラック「COE」を再現した。
すんぐりむっくり&かわいらしいフォルムを、しっかりとスズキ エブリイ(正確にはOEM車の日産 NV100クリッパー!)に落とし込むことに成功している。
テールゲートにはダミーの緊急ドア風処理が施され、フロントビューだけでなくリアからの見た目もクラシカルに演出されているのが特徴だ。
レトロ感溢れるデザインをエブリイに組み込んでも違和感が無く、ひとむかし前に軽自動車で流行したレトロ調の車種もびっくりの仕上がり。
内装もカスタムカーらしくレザー風シートカバーで上質な空間に大変身し、軽サイズのクルマとは思えない存在感を得ている。
>>フォトギャラリーを見る
「らしく見せる」のはカスタムカーの王道!
カスタムカーの基本といえば「他の車種のモチーフを取り込む」「らしく見せる」「派手に見せる」こと。
古くはホンダ N360をミニクーパー風にした「マネクーパー」や、VW ビートルのボンネットをロールスロイス風に改造したものや、国産1BOXをド派手に仕立て上げた「バニング」もあった。
実用性にすぐれ、それでいてファッショナブルなBlowのカスタムカーは、まさに「カスタムの原点」であり、「王道」でもあるのだ。
展示されている車はざまざまなカスタムメニューが施された状態なので、どこまでカスタムするかはオーナーの楽しみでもあるのだが、出展車の状態まで加工するには、クルマ本体代コミで約250万円からとのこと。
好みのパーツを組み合わせて作られるワンオフカーと考えれば、決して高くないと思うのは筆者だけではあるまい。
【お車の買い替えをご検討中の方へ】
- ■買い替えでよくある失敗にご注意!
- 車の乗り換えを行う際、よくある失敗はディーラーで営業マンから好条件を提示され、ハッキリした下取り価格を知らずに手放してしまうパターンです。一見好条件に見えても、実は下取り相場より安く、損をしてしまうことも。
- ■ネットで複数の買取相場をチェック!
- ディーラーが高額な場合もありますが、車の買取に特化した買取店の方が高額査定を出せる場合が多いようです。ですから、あらかじめネットで愛車の下取り価格を取得しておくのは鉄則です。ただし一括査定サービスは、申し込むと大量の電話が掛かってきますからご注意ください。
- ■営業電話なしの【MOTA車買取】で快適に愛車を売ろう!
-
MOTAの買取サービス「MOTA車買取」なら、一括査定と違って大量の営業電話は一切なし。パソコンやスマホ上で各社の買取店を一斉表示して、高額2社からのみ連絡を受けられます。
スズキ エブリイ の関連編集記事
スズキ エブリイの新車記事の一覧。新型車や注目の自動車の解説記事、試乗レポートなど、MOTAがお届けする最新の自動車記事をご覧になれます。
スズキ エブリイ の関連ニュース
MOTA公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック!