スズキ アルトラパン 試乗レポート(1/4)
- 筆者: 竹岡 圭
- カメラマン:吉澤 憲治(編集部)
なんと75%が女性ユーザーのラパン
「クルマだからってクルマらしくなくてもいいじゃない?愛着を持って身近に置いておきたいお気に入りの雑貨を選ぶのと同じで、ピピッとくるデザインのものがいい」という、いわゆる雑貨感覚と呼ばれる発想から、2002年1月に誕生したアルトラパン。そのちょっぴりレトロ感覚のキュートなルックスが女性に大ウケ。
一般的に軽自動車というと、購入層は意外と幅広い年齢層、つまり老若男女にバラけるものらしいが、ラパンの場合は75%が女性。年齢層もその多くが25歳より若い方に集中しているという、軽自動車の中でもいちばん購入平均年齢が低いクルマだった。
そのラパンがフルモデルチェンジされたのである。今回もアルトという冠が付いてはいるが、ベースとなったのは4代目ワゴンR。なので、ボディサイズはひと回り大きくなってはいるものの、マルチワゴンより背の低い四角くスッキリとしたスタイルは変わっておらず、ラパンらしいキュートさはバッチリ残っている。さらに女性ウケするポイント盛りだくさんなので、大ヒット作につながる予感は絶大だ。
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