autoc-one.jp 記事・レポート 特集 特別企画 【新旧比較】「スズキ アルト」の新型と旧型を比較してみた/渡辺陽一郎 3ページ目

特別企画 2015/3/12 12:15

【新旧比較】「スズキ アルト」の新型と旧型を比較してみた/渡辺陽一郎(3/4)

【新旧比較】「スズキ アルト」の新型と旧型を比較してみた/渡辺陽一郎

乗り心地

スズキ 新型(8代目)アルトスズキ 新型(8代目)アルト

先代型は燃費性能を重視したこともあり、乗り心地が硬めだった。特に辛かったのがタイヤだろう。転がり抵抗を抑えた13インチ(145/80R13)を装着し、指定空気圧は300kPaに達した。今のように燃費性能にこだわる前の空気圧は、200〜220kPa程度だったから、300kPaになれば乗り心地が硬くなって当然だ。

一方、新型のSは同じ13インチだが、指定空気圧は280kPaで少し下がる。硬い乗り心地ではあるが、足まわりの変更やホイールベースの拡大もあって、先代型の粗さ、ヒョコヒョコする前後方向の揺れは抑えられた。

そして上級のXは、タイヤサイズが15インチ(165/55R15)に拡大されるものの、乗り心地はさらに向上する。スタビライザーの装着で走行安定性が高まり、足まわりを少しソフトな設定にしたからだ。タイヤの指定空気圧も240kPaに下がり、快適性に貢献している。

進化度数:7点/10点(大幅に進化した)

快適&安全装備

スズキ 新型(8代目)アルト

先代型の安全装備は、4輪ABS、運転席と助手席のエアバッグ程度だった。

ところが新型では、赤外線レーザーを使った衝突回避の支援機能を装着できる。時速30km以下で走行している時、衝突不可避の状態になると、自動的に緊急ブレーキが作動する。

このレーダーブレーキサポートは、バンのVPも含めてすべてのグレードに設定した。価格はSの場合で2万1600円と安い。横滑り防止装置は乗用タイプの全車に標準装着され、先代型に比べると安全性は大幅に高まった

進化度数:9点/10点(超絶的に進化した)

燃費性能

スズキ 旧型(7代目)アルト エコ

JC08モード燃費は、先代型のアルトエコも35km/Lに達しており、燃費性能は優れていた。

新型では前述のようにボディを60kg軽量化して、エンジンやCVTにも改善を加えた。その結果、CVT仕様のJC08モード燃費は37km/Lに向上し、ハイブリッドのトヨタアクアと並んで、日本で購入できる乗用車では最も優れた数値になっている。

また価格の安いFには、シングルクラッチを使った5速タイプのAT(5AGS)を装着。コスト低減のためにL以上のグレードと違ってアイドリングストップを装着していないが、JC08モード燃費は29.6km/Lになる。先代型の燃費も優れていたが、新型では低価格のグレードを含めて幅広く向上させた。

進化度数:5点/10点(順当に進化した)

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