スズキ アルト 試乗レポート/藤島知子(1/2)
- 筆者: 藤島 知子
- カメラマン:小平寛/オートックワン編集部
スズキ アルト 試乗レポート/藤島知子
初代アルトが登場したのは1979年のこと。気軽に乗りこなせる軽自動車として実用性の高いパッケージング、幅広い世代に受け入れられる直線基調のスッキリとしたスタイリングで登場した。
そんなクルマがわずか47万円で購入できるという夢のような価格設定が実現されたことにより、女性ユーザーの心をつかみ取り、大ヒットを飛ばしてきた。
今回のモデルチェンジで7代目を迎えたアルトは、シンプルモダンで愛嬌のあるキャラクターに一新され、存在感が増したようだ。プラットフォームは2,400mmのロングホイールベースをもつワゴンRのものを採用。
2WDモデルについては、全高が機械式駐車場に入庫可能な1,535mmに納められていて、街乗りでも向き合いやすく、軽自動車の基本形としてバランスに優れたパッケージングになっている。小さなクルマといいながらも、使いやすさに一層の磨きを掛けたアルトは全グレードがエコカー減税対象車。
小さいクルマに大きな志を抱き続けるマインドは、30年経ったいまも少しも変わっていないようだ。
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