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試乗レポート 2016/02/19 14:36

豪雪地でもスバルの四駆は圧倒的に強い!レヴォーグ・WRXなど「VTD-AWD」/「DCCD」編(2/2)

豪雪地でもスバルの四駆は圧倒的に強い!レヴォーグ・WRXなど「VTD-AWD」/「DCCD」編

DCCD(ドライバーズ・コントロール・センターデフ)

スバル WRX STI

【搭載車種】WRX STI

構造:複合遊星歯車(プラネタリーギヤ)式センターデフ+電磁式LSD+トルク感応型の機械式LSD

基本的な前後トルク配分/41:59

これまた他に類似システムをみないスバル独創の四輪駆動システム。トルク配分を緻密に制御できる電磁式LSDと、素早くリニアな制御を可能とする機械式LSDを組み合わせることで、路面追従性とコーナリング中の挙動変化を抑えるというもの。旋回の初期段階ではデフを積極的にフリー状態として回頭性を高めつつ、加速時には直結状態として最大限のトラクションを確保。ターンインと立ち上がりで異なる駆動力を発揮する戦闘マシン向け。基本的には「コンマ1秒でも速さを求める」ためのシステムです。

ある意味、様々なタイプの四輪駆動システムに早変わりするような特性を持っていますが、デフはフリーから完全なロック状態まで走行中でもドライバーの任意で設定変更が可能で、サイドブレーキを引くとその瞬間にデフフリー状態に戻る機構も備えており、ジムカーナなどのサイドターンを行うモータースポーツ競技では昔から重宝されてきました。

WRX系の進化とともに細かく改良され続けている

スバル WRX STIスバル WRX STI

誕生したのは1994年。初代インプレッサWRXの競技向けグレードであるtype RAのSTIバージョンに搭載され、その後WRX系の進化とともに細かく改良され続けて今にいたります。

現行型ではデフのロック率を任意で6段階に設定できる「MANUALモード」、全自動の「AUTO」、LSDの作動制限を緩くして回頭性を高める「AUTO➖」、作動制限を強めてトラクションを重視する「AUTO+」の3種類のAUTOモードを備えた「マルチモードDCCD」となっており、AUTOモードでは操舵量もセンサーで観測し、よりドライバーの意思に忠実な操縦性を実現しています。

「AUTO」モードの+➖はドライ路面でも違いがハッキリするほど挙動が激変しますが、雪上/氷上ではほとんど別のクルマに変わるといっても過言ではありません。

デフをロック状態にセットすればどんな状況でも50対50のまま固定されるので、他