マツダ 新型アテンザ vs レガシィ どっちが買い!?徹底比較(2/4)

マツダ 新型アテンザ vs レガシィ どっちが買い!?徹底比較
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まず、外観サイズから比較してみたい。

新型アテンザワゴン vs レガシィツーリングワゴン /サイズ比較

全長

全幅

全高

ホイールベース

新型アテンザワゴン

4,800mm

1,840mm

1,480mm

2,750mm

レガシィツーリングワゴン

4,790mm

1,780mm

1,535mm

2,750mm

新型アテンザセダン vs レガシィB4(セダン) /サイズ比較

全長

全幅

全高

ホイールベース

新型アテンザセダン

4,860mm

1,840mm

1,450mm

2,830mm

レガシィB4(セダン)

4,745mm

1,780mm

1,505mm

2,750mm

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新型アテンザとレガシィをワゴン同士で比べると、新型アテンザはレガシィよりも10mm長く、60mm幅広く、55mm低いが、セダン同士ならばアテンザの方が115mmも長くなる。幅と高さはワゴンと同様に新型アテンザの方が60mm幅広く、55mm低い。セダンの比較で全長に115mmもの差が付いたのは、アテンザ自体の全長がワゴンよりもセダンの方が長いからだ。(※レガシィは逆)

ワゴンのほうがセダンよりも全長を上まわるのが一般的だが、新型アテンザにおいては全長、ホイールベースともにセダンが長い。これは、外観の伸びやかなセダンが好まれる中国市場を意識してのものだ。セダンはリアシートの居住性、ワゴンは荷室の広さを重視したことも理由として挙げられる。

最小回転半径は、新型アテンザはホイールベースの違いによりセダンが「5.6m」でワゴンは「5.5m」。レガシィはセダン・ワゴンともに「5.5m」だ。

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取りまわし性が優れているのは「レガシィ」だ。新型アテンザよりも全幅が60mm小さく、ボンネットの可視範囲が広い。さらに、レガシィはフェンダーの両脇が盛り上がっており、車幅が分かりやすい。斜め後方の視界についても、レガシィが優れている。

新型アテンザはサイドウィンドウの下端を後ろに向けて大きく持ち上げているため、斜め後方と真後ろが見にくい。特に新型アテンザワゴンのリアウィンドウは上下幅が狭めなので注意したい。

インパネなど、内装の質感は互角。新型アテンザはメーターのデザインなどが少しスポーティだが、機能に大差はない。ATレバーは、新型アテンザでは前方に押すとシフトダウン、手前に引くとシフトアップの操作が行えるが、レガシィはステアリングに装着されたパドルスイッチのみでATレバーによる変速操作は行えない。新型アテンザにもパドルスイッチは装着される。

フロントシートの居住性は互角。座り心地はレガシィが少しソフトで新型アテンザは硬めだが、快適性は同等だ。

リアシートには差が付く。新型アテンザは全高が50mm低く、床と座面の間隔も少なめでレガシィに比べて腰が落ち込む。

ワゴン同士で比べるとホイールベースの寸法は同じだが、身長170cmの大人4名が乗車してリアシートに座る同乗者の膝先空間は、新型アテンザワゴンは握りコブシひとつ分だがレガシィツーリングワゴンは2つ半だ。両車ともに大人4名が乗車できるが、快適性はレガシィツーリングワゴンが勝っている。

セダンは、新型アテンザセダンがワゴンよりもホイールベースを80mm長く設定。この内の32mmを足元空間の拡大に費やしている。レガシィB4はレガシィツーリングワゴンと変わらない。そのため、新型アテンザセダンの膝先空間は握りコブシ2つ半へと拡大し、レガシィB4と互角になる。

頭上空間はレガシィの方が新型アテンザよりも少し余裕があり、新型アテンザの指1本分に対して握りコブシ半分程度は確保されている。乗降性も背が高いレガシィがスムーズだ。

新型アテンザセダンは、天井を後方に向けて下降させており、リアシートに乗り込む時には頭を下げる必要がある。新型アテンザはスポーティな外観を重視したので、居住性、乗降性ともに効率が少し下がっている。

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渡辺 陽一郎
筆者渡辺 陽一郎

1961年生まれ。自動車月刊誌の編集長を約10年務めた後、フリーランスのカーライフ・ジャーナリストに転向。「読者の皆さまに怪我を負わせない、損をさせないこと」が最も重要なテーマと考え、クルマを使う人達の視点から、問題提起のある執筆を心がけている。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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