スバル レガシィアウトバック グレード比較(2/3)
- 筆者: 松下 宏
- カメラマン:富士重工業株式会社
スバル レガシィアウトバック グレード比較 3.6R/3.6R SIクルーズ
アウトバックには2.5Lのターボ仕様エンジンではなく、自然吸気の3.6Lエンジンが搭載された。
これもアウトバックの性能に合わせたもので、3.6Rと3.6R SIクルーズの2グレードが設定されている。
2.5i系と3.6R系とでは50万円ほどの価格差がある。これはパワートレーンの違いを中心にした価格差で、B4やツーリングワゴンで2.5i系と2.5GT系に設定されている価格差と似たようなイメージだ。
2.5i系が2.5Lエンジン+リニアトロニックになるのに対し、3.6R系は3.6Lエンジン+5速ATという組み合わせになる。動力性能は125kW/229N・mに対して191kW/335N・mだからターボほどではないが、それに近い性能差があってこれが価格に影響している。
さらにAWDシステムの違いも加えられる。ほかにエンジン性能に合わせてリヤブレーキが強化されているのも3.6R系の特徴だ。これらによって50万円ほどの価格差になっている。
こうしたメカニズムの違いのほかは、2.5i系と3.6R系の装備はほとんど同様だ。
3.6Rの快適装備は基本的に2.5i Lパッケージのものと共通なので、2.5i系になくて3.6Rに設定されている装備はない。
3.6R SIクルーズについては、レーダークルーズコントロールが標準装備されるほか、クリアビューパック、オールウェザーパック、UVカット機能付き濃色ガラスなどが標準装備になるので、装備の充実度が高められている。これらによって価格も3.6Rに対して24万円ほど高い設定となる。
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