【DESIGNER’S ROOM】スバル「レヴォーグ」デザイナーインタビュー/富士重工業株式会社 デザイン部 主査 チーフデザイナー 源田 哲朗(8/8)

  • 筆者: 森口 将之
  • カメラマン:オートックワン編集部・SUBARU
【DESIGNER’S ROOM】スバル「レヴォーグ」デザイナーインタビュー/富士重工業株式会社 デザイン部 主査 チーフデザイナー 源田 哲朗
【DESIGNER’S ROOM】スバル「レヴォーグ」デザイナーインタビュー/富士重工業株式会社 デザイン部 主査 チーフデザイナー 源田 哲朗 【DESIGNER’S ROOM】スバル「レヴォーグ」デザイナーインタビュー/富士重工業株式会社 デザイン部 主査 チーフデザイナー 源田 哲朗 【DESIGNER’S ROOM】スバル「レヴォーグ」デザイナーインタビュー/富士重工業株式会社 デザイン部 主査 チーフデザイナー 源田 哲朗 【DESIGNER’S ROOM】スバル「レヴォーグ」デザイナーインタビュー/富士重工業株式会社 デザイン部 主査 チーフデザイナー 源田 哲朗 【DESIGNER’S ROOM】スバル「レヴォーグ」デザイナーインタビュー/富士重工業株式会社 デザイン部 主査 チーフデザイナー 源田 哲朗 【DESIGNER’S ROOM】スバル「レヴォーグ」デザイナーインタビュー/富士重工業株式会社 デザイン部 主査 チーフデザイナー 源田 哲朗 【DESIGNER’S ROOM】スバル「レヴォーグ」デザイナーインタビュー/富士重工業株式会社 デザイン部 主査 チーフデザイナー 源田 哲朗 【DESIGNER’S ROOM】スバル「レヴォーグ」デザイナーインタビュー/富士重工業株式会社 デザイン部 主査 チーフデザイナー 源田 哲朗 【DESIGNER’S ROOM】スバル「レヴォーグ」デザイナーインタビュー/富士重工業株式会社 デザイン部 主査 チーフデザイナー 源田 哲朗 【DESIGNER’S ROOM】スバル「レヴォーグ」デザイナーインタビュー/富士重工業株式会社 デザイン部 主査 チーフデザイナー 源田 哲朗 【DESIGNER’S ROOM】スバル「レヴォーグ」デザイナーインタビュー/富士重工業株式会社 デザイン部 主査 チーフデザイナー 源田 哲朗 画像ギャラリーはこちら

とことん考え、考えに考え抜いて結果を出す

【DESIGNER’S ROOM】スバル「レヴォーグ」デザイナーインタビュー/富士重工業株式会社 デザイン部 主査 チーフデザイナー 源田 哲朗

AO:ところで源田さんがデザインを考えるとき、イマジネーションがふくらむのはどんな瞬間でしょうか。

G:とことん考える性格なので、考え抜いたときにアイディアが出ることが多いですね。突き抜ける瞬間があるんです。煮詰まった時に気分転換するのは大切ですし、机にかじりついてばかりでなく、外を知ることはとても重要です。でも方向性が決まってから答えを出すときはとことん考えます。考え抜くことが大切です。今の自分が拘っているのは、「限られた時間、与えられた時間で、机の上で結果を出してこそプロ」です。

デザイナーは「モノ発想ではなくコト発想」

【DESIGNER’S ROOM】スバル「レヴォーグ」デザイナーインタビュー/富士重工業株式会社 デザイン部 主査 チーフデザイナー 源田 哲朗

AO:これからカーデザイナーを目指す若い人に向けてアドバイスをお願いします。

G:最近、デザイナー相手によく話をするのは、「モノ発想ではなくコト発想」ということです。いきなり形や色をどうこうするのではなく、お客様がうれしいと感じる価値、行動する様子、過ごす時間などのシークエンスをデザインで表現し、商品に具現化するということです。形や色が目的になってはならない、デザインは手段であって結果である。それを若い人たちに伝えたいと思います。

ジャーナリスト森口将之は、レヴォーグをこう見る

【DESIGNER’S ROOM】スバル「レヴォーグ」デザイナーインタビュー/富士重工業株式会社 デザイン部 主査 チーフデザイナー 源田 哲朗スバル レヴォーグ インテリアデザイン・設計に関わったスバルの開発陣たち。

レヴォーグはスバルにとって挑戦の塊のようなクルマだと、話を聞いていて思った。スポーツカーとワゴンの融合というコンセプトを反映したシルエットしかり、仕立て部会を開いて突き詰めていったディテールしかり。その結果が既存のスバル各車とひと味違うダイナミズムやクオリティに結実しているのではないかと思った。

なのにレヴォーグはまぎれもないスバルに見える。それは源田氏をはじめとするデザイナーが、常にスバルユーザーのことを念頭に置いてデザインしてきたからだろう。取材の中でも、お客様という言葉が何度出てきたか分からないほどだ。

新しい分野にチャレンジすると、通常はブランドの色が薄まるものだが、レヴォーグのデザインはらしさと新しさが高い次元で両立している。国産車では稀な存在であることを、取材を通して教えられたのだった。

[インタビュー・まとめ:森口将之]

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「レヴォーグ」初期デザイン案&1/4モデル

[スバル レヴォーグ 初期・エクステリア検討]1/4モデル A案[スバル レヴォーグ 初期・エクステリア検討]1/4モデル A案[スバル レヴォーグ 初期・エクステリア検討]エクステリアスケッチ B案[スバル レヴォーグ 初期・エクステリア検討]1/4モデル B案[スバル レヴォーグ 初期・エクステリア検討]1/4モデル C案

「レヴォーグ」初期・1/1モデル~リファイン案・中期案スケッチ&1/1モデル

スバル レヴォーグ 初期1/4モデル B案を元にした1/1モデル初期1/1モデルを元に、さらにデザインをリファイン(イメージスケッチ)初期1/1モデルを元に、さらにデザインをリファイン(イメージスケッチ)初期1/1モデルを元に、さらにデザインをリファインしたスバル レヴォーグ 中期1/1モデル初期1/1モデルを元に、さらにデザインをリファインさせたスバル レヴォーグ 中期1/1モデル
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森口 将之
筆者森口 将之

1962年東京都生まれ。モータージャーナリスト&モビリティジャーナリスト。自動車専門誌の編集部を経て1993年フリーに。各種雑誌、インターネット、ラジオなどのメディアで活動。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員。グッドデザイン賞審査委員。記事一覧を見る

樺田 卓也 (MOTA編集長)
監修者樺田 卓也 (MOTA編集長)

自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。

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