【DESIGNER’S ROOM】スバル「レヴォーグ」デザイナーインタビュー/富士重工業株式会社 デザイン部 主査 チーフデザイナー 源田 哲朗(8/8)
- 筆者: 森口 将之
- カメラマン:オートックワン編集部・SUBARU
ジャーナリスト森口将之は、レヴォーグをこう見る
レヴォーグはスバルにとって挑戦の塊のようなクルマだと、話を聞いていて思った。スポーツカーとワゴンの融合というコンセプトを反映したシルエットしかり、仕立て部会を開いて突き詰めていったディテールしかり。その結果が既存のスバル各車とひと味違うダイナミズムやクオリティに結実しているのではないかと思った。
なのにレヴォーグはまぎれもないスバルに見える。それは源田氏をはじめとするデザイナーが、常にスバルユーザーのことを念頭に置いてデザインしてきたからだろう。取材の中でも、お客様という言葉が何度出てきたか分からないほどだ。
新しい分野にチャレンジすると、通常はブランドの色が薄まるものだが、レヴォーグのデザインはらしさと新しさが高い次元で両立している。国産車では稀な存在であることを、取材を通して教えられたのだった。
[インタビュー・まとめ:森口将之]
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