スバル インプレッサ WRX STI 試乗レポート(1/4)
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- 筆者: 日下部 保雄
- カメラマン:原田淳
意のままに操る愉しさ
第3世代となったインプレッサは5ドアハッチバックは共通であるものの、標準の1.5リッター、2リッターのモデルとは開発アプローチが異なる。ベースは同じだが仕上がったものは別物と言うことができる。実際にボディにしても大きく張り出した前後フェンダーなど外観からも只者ではないことがわかる。
コンセプトは従来のWRX STIが『意のままに操る愉しさ』を提唱してきたものをさらに磨き上げ、ピュアスポーツでありながら、さらに多くのユーザーにも判りやすく、扱いやすい性能を提供しようと言うものだ。ボディも環状構造はそのままだが、リアサスペンションをマルチリンクにするなどプラットフォームも変更している。
エンジンもフラット4のEJ20には変わりがないが、大幅に見直して308PS/43kg-mを出している。さらにマルチモードDCCD、マルチモードVDC、SI-driveなどの充実したドライビングアイテムがこのクルマの魅力を一層引き立てている。
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