スバル プレオ グレード比較(3/3)
- 筆者： 松下 宏
- カメラマン：富士重工業株式会社
プレオ カスタムR／スポーティな外観や内装が欲しい人に
「カスタムR」だけに用意される装備や仕様はほとんどない。
先に紹介したカスタム系と標準系の違いがあるので、スポーティな外観や内装を持ち、自然吸気エンジンを搭載するのがカスタムRということになる。
自然吸気仕様エンジンのパワーは43kWで、ターボ仕様の47kWと比べても大きな違いはなく、トルクはだいぶ異なるが、プレオの軽量ボディであれば自然吸気エンジンでも十分良く走る。
プレオ カスタムRS／走りも装備も満足したい人に
プレオで、唯一ターボ仕様のエンジンを搭載するのが「カスタム RS」だ。
パワーは軽自動車の上限とされる47kWにとどまるが、トルクは100N・mを超えていて大きな違いがある。走りの余裕ではターボが断然優位だ。
装備に関しても、カスタムRSにのみ標準装備されるものがいくつかある。4灯式の「HIDロービームヘッドランプ」がそれで、カスタムRでは4灯式のマルチリフレクターヘッドランプとなり、標準系は2灯式となる。
アルミホイールはカスタムRの14インチに対し、カスタムRSは15インチとなる。ちなみに、標準系は13インチのスチールホイールだ。
内装ではステアリングホイールが本革巻きになるのが大きなポイント。
オーディオレスであるのはカスタム系のカスタムRとカスタムRSが共通だが、RSは純正のオーディオがオプション設定されているが、Rにはオプション設定がない点に違いがある。
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自動車業界歴25年。自動車に関わるリテール営業からサービス・商品企画などに長らく従事。昨今の自動車販売業界に精通し、売れ筋の車について豊富な知識を持つ。車を買う人・車を売る人、双方の視点を柔軟に持つ強力なブレイン。ユーザーにとって価値があるコンテンツ・サービスを提供することをモットーとしている。
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